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跡部SIDE before1day
「今日から刹那にはマネージャーの仕事をしてもらう」
「よろしくです!」
「マジで大丈夫かよ…」
部員の不安は募る
「言っておくが、刹那の成績は学年主席だ
では、行ってよし!」
俺はあんなチビがマネージャーなんてまだ認めてねえ
「跡部ぶちょー、何すればいいの?」
「アーン?……日吉に聞け」
日吉を指差した瞬間に走っていってしまった
日吉は面倒見がいい
マネージャー業は日吉が一番把握しているだろう
日吉はいやいやながら教えていた
一通り聞いたのか刹那は日吉を見上げ
「ありがとう(*^▽^*)」
笑いかけた
「ぅ……///」
*
「樺地っ」
「跡部ぶちょー、はい」
とチビはタオルを渡してきた
今丁度樺地に頼もうとしていたのだが
俺はコートを見回す
また、慈郎がいないじゃねーの
「樺「跡部ぶちょー、じろーいないから探してくる」!?」
なんだこいつ!
俺様の言おうとする事を先読みしてやがる
樺地以外でははじめてだ…
「はい、向日、忍足」
「あ、サンキュー」
「おおきに」
しかも慈郎を探しながらマネージャー業をこなしてやがる
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