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桃城SIDE

部長が氷帝の人を連れてきた

「さっきも言っていた通り彼には1週間マネージャーを務めてもらう」
ひょこっと部長の後ろからその人は現れた
彼は小さすぎて部長の後ろに隠れるのはたやすいことだった
「水沢刹那です。よろしく」

さっき挨拶してた越前より小さい奴じゃん
ぽわぽわした空気をかもし出している
「女の子みたいだね」
「むー?」
不二先輩…あんたも人のこと言えないっすから
「わぁ、おチビよりチビだ!」
「僕は不二周助。よろしく、水沢くん」
不二先輩は子供に対応するようにしゃがんで話しかけた
「刹那ってよんでください。よろしくです」
「ふふ、わかった。刹那くん」
名前で呼ばれたのが嬉しかったのかもふもふしていた
ちょっと小動物みたいだ

バッと何かを思い出したのか急に振り返った
「てづかー!」

え?
「あのチビ、手塚を呼び捨てに…やるにゃ」
「僕、四天宝寺に行ってくる」
「あぁ、気をつけるんだぞ?」
「あい!」
あの部長が和やかな顔でなでてる!?
ありえねーな、ありえねーよ

「りょー!」
「刹那、ちょっと待てって。…迷惑かけてすまねぇな」
マネージャーと帽子はあっという間に去っていった
帽子も大変そうだな

「手塚、いーのか?」
「何がだ?」
「あの子、呼び捨てはさすがに…ね」
「?」
手塚部長は不思議そうな顔をした
「刹那くん」
「何故だ?」
「何故って…」
もしかして
「やっぱ手塚部長ってロリコ「グランド100s」すみませんでしたっ」
「あの子、1年だろ?」

「いや、刹那は3年だ」

「「「え?えぇぇぇぇぇ!!!?」」」

嘘だろ…
ってことは先輩かよ

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あきゅろす。
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