捧げもの
星に誓う ((安奈様へ キリ番1111
まっすぐ見つめると、なまえは恥ずかしそうに俯くから、顎を持ち上げて上に向かせると、真っ赤な顔が見える。
そんななまえが愛しくてしょうがない。
「顔、真っ赤。」
『う…知ってる。』
「ふっ…。」
目を逸らしたなまえの頬をやさしくなでると、ぴくっと反応する。その様子がかわいくてしょうがない。まるで小動物みたいだ。
だから意地悪したくなる。
「キス、したい?」
『えっ…!』
「ん、どうした?」
もじもじと恥ずかしがるなまえ。
「したくないなら、いい。」
『えっ、違っ…!』
じゃあなに?と、俺が聞くと、より顔が赤くなるもんだから逆に大丈夫か心配になる。
『…た…ぃ。』
「ん、聞こえねー。」
『した、い…!』
「よく出来ました。」
ちゅっと唇にふれるだけのキス。
でも、なまえは物足りなさそうな顔をして見てくる。
「その顔、反則だっつーの…。」
『えっ…んっ!』
今度は深い深いキス。
どんどん赤くなるなまえ。
『ぷはぁっ…!』
「赤すぎ。」
『うるさっ…ふぇ?』
「あっ、おい!」
ドサッ
*******
『ごめん…。』
「まったく…。」
いきなり倒れたなまえを急いで寝室に運び、デネブを呼んだ。デネブが言うにはただの風邪らしい。
だからあんなに赤かったのか。
「気にするな。」
もうしわけなさそうにするなまえにキスをする。
そしたらより真っ赤になった。
熱あがったかなぁ…なんて考えてたら、
ちゅ
「っ!」
『し、し、しかえし…。』
目をあわせようとしないで、うつむいたまま言う。
ああ、どうしてそんなにかわいいんだよ。
「絶対に離さない…。」
『…はなれないし。』
「はは…なら安心だな?」
『うん。』
「絶対に離さない、幸せにする。星に誓う。」
俺達は星に誓うんだ。
これからの戦いでもしコイツが俺を忘れたとしても、
絶対に離さない。
星に誓う
(大好きだよ。)
(俺は愛してる。)
(…っ!!)
==========
キリ番1111おめでとうございます!!
リクエストどうりになっていますでしょうか?
もしもお気に召さなければ何回でも
書き直しますので!!
ではありがとうございました!!
千里
[*前へ]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!