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捧げもの
好き、好き、大好き 龍((折様へ 相互記念


「好き」って、簡単にいえそうだけど、
なかなかいえないもんだ。
いいたいって思っているけど、そんな勇気ないし…。
私はいまのままでいいと思っている。


「なまえー!!あそんでー!!」

『うん!あそぼうか!!』


今日は、久しぶりに2人でお出かけ。
良太郎に頼み込んでようやくOKをもらえたんだ。
日曜日だし、今日は沢山遊ぶぞ!!


「じゃあねー、公園で猫さんとかと遊ぼうよ!!」

『いいよー。』

「わぁーい!!やったやったー!!」


ぴょんぴょんと嬉しそうに跳ねるリュウタに、私は自然と笑ってしまった。この笑顔を好きになったんだよなぁーなんて思っていたら、猫を発見したらしくリュウタが走っていってしまった。

『ちょ、まって!!』

「あ、ごめんね!!」


すぐに戻ってきて、うつむくリュウタ。


『ううん、大丈夫だよ。』

「うん、なまえも一緒に行こう!!」

『うん!!』


ぎゅ


リュウタが私の手を握る。
それだけで真っ赤になっている私にリュウタはりんごみたーいと笑った。


ああ、もう。
好き、好き、好き。

大好きだよ、リュウタ。



「あ、」

『ん?』




「おねーちゃんだぁ!!」

『え、』


ぱっ、急に手のひらから離れた体温。


『りゅ…、』


「おねーちゃーん!!」

「あら、良ちゃんになまえちゃん。」

「へへー。」



やっぱり、リュウタには愛理さんが一番なんだね。
知ってたけど、でもでも、悲しいよ…。







私、リュウタを独占したいよ。






「じゃあね、」

「ばいばーい!!」


ようやく話終わったのか、私のもとに華麗なスキップをしながら近寄ってきた。でも私は怒っている。


「ん?どうかした?」

『べつに!』

「…なんで、おこってるの?」

『しらない。』

「あ、もしかしてーやきもち?」



カアッと私の顔に熱があつまる。
そうだよ、やきもちだよ!!



『私は、リュウタが好き!大好き!!だから…だから…愛理さんじゃなくて私を見てよ!!』

「…なまえ、」



言っちゃった。
もう後には戻れない。

でも本当に大好きだから。


この気持ちは誰にもまけないんだ。




「ボクもなまえが好きだよ!!」

『え、』

「確かにおねーちゃんも好きだけどさ!なまえが一番だーい好き!!」

『う、そ…。』

「嘘じゃないよ、」




ちゅう




「わかった?」

『う、う、』



不意打ちのキスは、駄目だよ…。








「ボクのこと、独占していいよ?」

『うん…。』

「だからボクも独占するよっ!答えは聞いてなーい!!」





































((本当はわざとおねーちゃんのとこに))
((いったんだよねー♪))








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相互記念のリュウタの短編です。
リクエストは「告白」でしたが…、
こんな感じでよろしいでしょうか?

なんか途中から脱線していったような気がしてならない…。

返品可能なんで気に入らなかったら言ってもらえれば何回でも書き直します!!



では、相互ありがとうございます!!







千里


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