目が覚めたら
目が覚めると、僕となまえちゃんが言い争ってた。
なんで?あれれ?
もしかして…、
モモタロス!!?
『ってか、それはそうと、お前は結局誰なの!?』
ばれてる!!
絶対にばれてるよ!なまえちゃん勘鋭いんだよ!
「だから俺は良太郎っていってんだろ!!」
僕に成りすます気ないでしょ!絶対にないでしょ!
一人称がまず違うし言葉遣いも違うでしょ!!
『違うだろ!だから、切り裂くよ!?』
なまえちゃんは僕の身体になにしようとしてるの!?
いくらモモタロスだからって身体は僕のだからね!切り裂かれて困るのは全部僕だからね!ていうか死んじゃうからね!!
(モモタロス!どうしてこんなことに!!)
「りょ、良太郎!」
『?』
「あとで話すからよ!今のこの状況どうにか…!」
『なに独り言いってんだよ!!』
「いってええええ!!」
(僕の身体!!ちょ、かわって!)
「ああ、わかった!」
ドサッ
『ちょ、大丈夫!!?』
「大丈夫だよ、なまえちゃん…。」
『あ、本物の良ちゃんだ。』
やっぱり鋭いな、なまえちゃんは。
でも、モモタロスのことどう説明しようかな?
本当のことを話すべき?それともごまかす?でも、ごまかしたって多分ばれちゃうんだろうな…。なまえちゃんのことだし。
「えと…。」
カランカラーン
「良太郎!ウラから聞いたんだけど…!」
『ん、なにこの可愛い子!』
「は、ハナさん!」
「モモがやらかしたんでしょ!?」
「え…あ、うん!」
『モモ?』
「…ああ、この子ね。はじめまして、私はハナっていうの。」
『はじめまして!みょうじなまえです!』
なんだかなまえの顔がすごい笑顔…。
なまえちゃん可愛い女の子大好きだからね。
じゃなくて!
「ハナさんどうしよう!!」
「そうね…。一般人には話せないし…。」
(良太郎、オーナーがなまえさんを連れて来いってさ。)
「え、オーナーが?」
「どうしたの?」
「なまえさんを、オーナーが連れて来いって…。」
『私?』
「急になんで…、」
なんでだろう。
急にオーナーが連れてこいなんて…。
あれ、ていうかなんでオーナーは知ってるんだろう?ウラが言ったのかな?まあ、あとで聞こう。
「とにかく、デンライナーに。」
「そうね、なまえさん、来てくれる?」
『え、あ、はい!』
目が覚めたら
((オーナー?デンライナー?))
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いえいw
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