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現実と妄想


『…。』

「…。」


とりあえず、目の前に強制的に正座させた。
どこをどう見ても、良ちゃんだ。
でも、絶対に違う!!

『で、お前だれ?』

「良太郎っつってんじゃねーか!!」

『ちげーだろ、明らか。』

「ちがくねー!!!」

『早く本当のこといわないと、切り裂くよ。』

「包丁ちらつかせるのやめろぉ!」


さっきから本当のことを話そうとしない。
もしかして、本当に良ちゃん?
いや、そんなことない!良ちゃんはもっと優しい言葉使いで、態度だってこんなにうざくない!いちいちきれたりもしないし!と、いうわけでこれは良ちゃんじゃない!


『もしかして…三浦のやろうが言ってたとおり…悪霊?』

「ちげええええええええ!!」

『じゃあ、お前なんなんだよ!!』

「だから良太郎だって言ってるだろ!!」

『嘘、駄目、ぜったいいい!!』


ああ、疲れてきた。


「う゛…、」

『え?」

「おま…えら…うるっせぇーなぁ!!」

『お前のがうるせーよ。』


なんなんだこいつ。
てか、さっきも良ちゃん、急に独り言いい出したよね?まさか、そういう病気?え、ちょ、それやばくね?現実と妄想の区別がつかなくなって良ちゃんは…良ちゃんは…!!!


『死ぬなあああああああ!!』

「急にどうした!!?」

『死ぬなよ、おい!死ぬなって!!』

「死なねーよ!!」


大丈夫。
もし良ちゃんが死んだら私が良ちゃんの代わりに愛理さんを守ってあげる。天国の良ちゃんが安らかに眠れるように、がんばるよ!私!だから…、


『安らかにお眠りください。』

「んだよ!なんで今度は殺そうとしてんだよ!!」

『あれ、生きてる?』

「…。」


現実と妄想の区別がつかないのって、私だった★

















現実と妄想
(こんな女だったのか…それでも…俺は、)








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会話w
夢主のキャラ崩壊w


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