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私の大好きな人!


なまえみょうじ。
高校2年生。

毎日、ミルク・ディッパーに通っている。
もちろん学校はさぼっていない。ちゃんといっている。だから放課後にいつも来ている。べつにさぼってもいいんだけどね。私、天才だから。

でも、愛しの愛理さんが「ちゃんと行かないと駄目よ?」っていうから仕方なく行ってるだけ。本当は行きたくない。つまんないもん。


まあ、休日はずっとミルク・ディッパーにいる。
だから今日、休日だから愛理さんに会いに来たのに…。



『おい、てめーら…。』

「なななにかなぁ?」
「わ、わ、私はなにも…!」

『愛理さんの名前を気安くよぶんじゃねーよ。』


いつもいつもこう。
三浦のやろうと尾崎のやろうが気安く愛理さんの名前を呼んでいるのも、愛理さんに話しかけてるのも…全部むかつく!!

むしろ店くんな!


「でも、なまえちゃんだって…、」

『私の名前も気安く呼んだな?よし、半殺しにする。』

「ええー!!?」


三浦のやろうはなんか変なお経みたいなの言いながらガタガタ震えてる。尾崎は半殺しけってー。愛理さんだけじゃなく、私の名前まで気安く呼んだ。ぶっ殺す。


「なまえちゃん、落ち着いて!」

『良ちゃん…。』

「三浦さんも尾崎さんも悪気あったわけじゃないし、かわいそうだよ。」

『…はあ、わかったよ。』

「良太郎くーん!ありがとう!!」
「良太郎くんは私の恩人だ!!」


軽く舌打ちして、近くの椅子に座る。
あーイライラする。

「喧嘩はよくないよ、姉さんに怒られちゃうよ?」

『う…。』

「だから、ね?」

『はいはい、わかってますよー!!』



良ちゃんには弱いんだ。
男は嫌い、大っ嫌い。
でも、良ちゃんだけは大丈夫なんだ。

愛理さんの弟だからかな?



「なまえちゃん、はい!いつものなまえちゃん専用のコーヒーですっ!」

『あああ愛理さん!!あ…ありがとうございます!』




やっぱり愛理さん大好き!
こうやって毎日私専用を用意してくれるとことかすっごく大好き!















私の大好きな人!
((愛理さん…素敵…!))
(本当に姉さんのこと好きなんだね。)








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夢主はレズ設定w


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あきゅろす。
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