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岡田以蔵
以蔵の最後
役人に連れられ、ゆっくりと歩いてくる以蔵。
「〜以下の罪で、岡田以蔵を斬首刑に処す。」
センターまで来て座らされる。以下、以蔵の台詞と共にゆっくりと刀を上げる役人。
「…今日はいい天気だな…あの丘も今、こんなに澄み渡ってるのかな…」
以蔵、ゆっくり深呼吸。
「君が為 尽くす心は水の泡 消えにし後は 澄み渡る空…出来るならもぅ一度、あの丘へ…」
役人、以蔵の声をかき消すように声を上げ、刀を振り下ろす。(振り下ろしている時にストロボ)下ろしかけた瞬間、斬られた音と同時に赤シルエット(一瞬)→暗転。後CG。

「(年を入れる)岡田以蔵、斬首。享年、○」
「そして同じ日に、岡田以蔵が師、武市半平太も切腹。なお、半平太は切腹時に一文字ではなく三文字に腹を割いたという。」
「かくして以蔵は、裏切りに包まれ、暗殺に明け暮れた人生に幕を引いたのである。」

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あきゅろす。
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