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Garbage box(junk置場)
ハツモノ C
あけましておめでとうございます。久しぶりなのでジャンクでアップ。モブ姦とシャチ。
発端は以前の字チャネタです。その後の場面かな?






「ッん…っ」
何度目かのせり上がる射精感を遣り過ごせず放ったそれは勢いなくとぷとぷと零れた。

センセー、まだまだ足りないぜと笑う声が頭上で響く。

「ほら、俺のお茶にも注いでよ」

せんせーのミルク、と教え子達の手が達したばかりでまだ芯のない陰茎を弄ぶ。

こんなことをする為に呼ばれたわけじゃないのに。
誰が発信源かは知らないが、茶道の心得があるというペンギンに知人の高校生に手解きしてやってほしいと
頼まれての数回限りのバイトのはずが、蓋を開けてみればこんな事態が待っていた。

指導の後に始まったこの戯言は誰が言い出したのかその場に居る全員に行き渡るまで終わりそうにない。
ふざけるなと拒絶しても多勢に無勢、況してや相手は力の有り余っている高校生達で、あっという間に
押さえ込まれ、もう無理だ出ないと訴えているのに解放される気配はなかった。

「確かに、勃ちが悪ぃな」
「若いんだしまだまだイけっだろ」
出ねーんなら前立腺弄ってやれよとゾッとするような言葉が楽しげな声で飛び交う。

「な、やめ・・・っ!」
ふざけ半分の冗談に思えた初めの言葉もただの戯言で済まなかったのだ。
"軽い冗談にしか聞こえなくても彼等なら本当に実行する"
暴れて跳ね除けようとはしたのだが既に何度も射精を強要されていたペンギンの力では敵わなかった。
くたりと力の抜けた獲物が息を吹き返したことで却って彼等を喜ばせただけで押さえつける腕を緩ませるに
至らない。

「ッひ!」
暴れるこちらを大人しくさせる為か、何の配慮もなくずぶりと指が押し入った。
そのくらいで切れることはないもののそんな場所に他人の指が入っている違和感は拭えず、
悲鳴ともつかない声がペンギンの喉から漏れる。
それを楽しむように2〜3度乱暴に掻き回して遊んでいた指が探るように内壁を辿っていく。
「お… ここかな」
「ぁ゛っ?!」
声と同時にビクッと不自然に力の入った身体が跳ねた。

「ビンゴ♪」

指は見つけた場所をコリコリと押し上げるように弄り続ける。
無理矢理に与えられる刺激に追いつかないのは理解だけで、身体の方は快楽の出口を求めて
指を咥えたまま空を突き上げていた。

「ほらもう復活してんじゃん」
「センセー意外と体力あんね」
「指でイけなくなったらオレのちんこ嵌めて擦ってやるからなー」

とんでもない会話もペンギンの耳は音として捉えるだけで意味を噛み砕けない。
"前立腺"を擦られる度に走る電流のような痺れに反り返ってひくつく性器がまた爆ぜた。
もう無理だと身体が悲鳴を上げている。
なのにオレのお茶にもミルクをくれよとまた別の指がペンギンのそこを押し拡げ、この狂宴から
逃さないと新たな快楽に落とし込む。
助けを求めるように伸ばした手は爪が床を引っ掻いただけに過ぎず、そのペンギンの指先に
ふっと影が掛かった。


「なにやってんの?」

今日、此処に来てから初めて見る顔が視界に割り込んできた。
ペンギンと、そのペンギンに群がる高校生を覗き込んだ邪気のない顔は彼等よりも幼いくらいに見える。
「よぉ、シャチ。コレ、新しいセンセー」
「まだメスイキ覚えたての初物でさぁ」
彼等と新たに現れた人物は親しいらしく、機嫌良く続けられた会話は身内のような気安さだった。
耳慣れない単語混じりの話の途中で"シャチ"が眉を顰めて口を挟む。
「ってー、駄目でしょ。嫌がってるじゃん」
こういう事は嫌がってる人としちゃイケナイでしょと言いながら床に転がっているペンギンを
支え起こし、"大丈夫?"とシャチの手が頬を擦る。
汗や涙を拭ってくれているのにも気付かずに ぼんやりと彼の顔に見入っていたら、不意にその顔が
アップになった。

ぷちゅ、と唇に触れた何かが離れていく。
それがシャチの唇だと理解が追いついた時には再び戻ってきたソレがまた唇を塞いでいた。
「ん・・・っん、」
挿し込まれた舌が歯列を割って舌を誘うのを素直に受け入れキスに応じる。
この事態にただでさえ碌に動いていなかった頭は完全に働きを止めてしまっていた。
甘い水でも与えられているような心地で舌を絡ませるペンギンの背をシャチの手が
すぅっと撫でた。
キスで既に火の着いた身体はそれを愛撫と受け取り、ふるりと身を震わせる。
「大丈夫? 痛くしないから力抜いてて。どおかな・・・ここ?ここが気持ちイイ?」
さっきまでの嫌悪感が全くなくなっていて、感じるままに声を漏らす。
シャチの愛撫に甘い吐息まで零し始めたペンギンに悪漢達から不満の声が上がった。

"おいしいとこ取り?!ずりーよ、シャチぃ" だの "堕とすのが楽しいのに!" 快楽堕ちが〜
だのいう文句を笑顔でさくっと 「だって嫌がってねーもん」の一言で片付けたシャチのキスを
うっとりと受ける。
極限状態の中、唯一まともな意見を述べた人物にすっかり心を許してしまったペンギンは
完全に2人の世界に飛んでいる。
外野の雑音が何の障害にもならないと目の当たりにした高校生達は、後の始末をシャチに
任せる事で手を打つことに決め、しょーがねぇなと出口に向かう。
その背後では、今まさに"初体験"を頂かんとするシャチが蕩けるような熱いキスを重ねていた。




  淫猥なお茶会





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あきゅろす。
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