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Garbage box(junk置場)
潜入(モブxペン)
書きかけの後編を放置してこんなのを書いてました、すみません。 ただペンギンがヤられてるだけの
救いの無い駄文なのでjunk扱いで! これも一種のビッチペンかなー? 分かりにくいので先に
説明しておきますが、現在→過去になっています。本当なら現在→過去→現在にして救いのある結末を
くっつけるべきだったんですね、コレ(今気が付いた)











「おい、あれ。まっぱじゃねぇ? あーあ、目なんてぶっとんじまって、散々ヤりましたってとこだな」
ガンガンとボリュームの大きすぎる音楽と そこに集う連中の喧噪の中で たまたま聞き分けたのはちょうど曲が
切り替わるところで音が途切れた瞬間だったからだ。
話し声につられて目を向けると、確かに 一糸纏わずその均整のとれた肢体を晒してふわふわと頼りない足取りで
人を縫って歩く男が見えた。
「ああ、誰だよ。鍵も掛けずに放置した奴・・・」
軽く舌打ちして男の方へ足早に近付き、腕を掴む
「ペンギン。来いよ、こんなとこに居ちゃ駄目だろ」
耳に口を寄せて言った声は辛うじて聞き取れたのだろう
ぼんやりとした目がこちらを捉えるが、果たして彼は自分の名前を認識しただろうか。
腕を引き歩き出せば 素直に従って着いてくる。
その彼を手近な部屋へ連れ込み、ベッドへと放り込んだ。
きちんと鍛えられた肉体はしなやかな筋肉が着いており、本当なら自分如きの力では敵うはずがない。
それがこうも簡単に投げ込まれるのは彼の意志が働いていないからだ。
「ったく、フロアに出てくるなら服くらい身に着けろよな」
部屋のどこかに羽織るものがないかと探すべきか、鍵を掛けて出ていくか迷っていると ぐんっ、と服の袖が重くなった。
なんだとそちらを見たところへ、ベッドから二本の腕が伸びてくる。
「・・・なんだよ、あんだけ強情だったのに見る陰ねぇな」
そう零しながらも誘いにのって身を屈める
男の伸ばした腕が首に回り、キスを強請る仕草に笑って唇を落とした。
ついでに、裸の脚を掬ってかつぎ上げ、その間を指で探れば まだ柔らかいそこが嬉しげに吸い着いてくる
「ちょっと前までヤってたんじゃねぇの。んとに・・ まぁ、可愛くていいけどよ」
鍛えてるだけあって締まりもいいし、あんたとヤんのは嫌いじゃねぇよ、ペンギン。
呼ばれた名前にも反応がない代わりに、男は待ちかねたように薄く唇を開いて顔を近付けてきた。
ベッドの中で相手を前にして 今はヤることしか頭にないのかもしれない。
「・・・ん、」
再び口付けて深く舌を絡めながら、期待に応えて彼の裸身にのし掛かる
ぱさ・・・、と 放り投げたシャツが床に落ちる音を合図に 会話を試みようという考えを捨て 彼の身体にのめりこんだ








「ぅあ・・・っ、あ、」
もう、と飛び出しかけた声を 唇を噛み締めて押さえ込む。
ぎしぎしと喧しく軋むベッドの立てる音が耳障りだと考えても それくらいで意識は逸れてはくれない。
ぶるっ・・・と身体が震えた
これ以上は耐えきれないと理性が悲鳴を上げている。
穿っている男にはペンギンの状態は筒抜けなのだろう、吐精まであと一歩というところで、す・・・っと結合を浅くする
「あ・・・」
思わず漏れた声には残念そうな響きが混じってしまっていた。
気付いたペンギンの頬に赤みが増す
その頬を面白そうに舐めた男が くすりと笑ってまた新たに一突きして声を上げさせた。

さっきから、こうなのだ。
男は、あと数回の抜き差しで達するという寸前で動きを止め、トロ火に掛けるようにペンギンの熱をずっと煽り続けている。
ふるふると戦慄く脚や腰を男の手がなぞる
それすらも徒に熱を引かせない為の行為で、もう嫌だとペンギンはむずかるように首を振った。
・・・言えないのだ。
イかせろと、イかせてほしいと、口に出せないのを盾に先ほどから男はペンギンの身体を翻弄して楽しんでいる
「まぁ、何も望んでないなら、いいけどな」
くく・・・と、笑った男が数回突き上げて精を放つ
胎内に感じる迸りに仰け反り びくびくと身を震わせるものの、ペンギンの感じる位置を避けての突き上げでは到達まで至らない
「ぁあ・・・」
吐き出し、体積の減ったそれが抜け出ていく感覚に身を捩って声を漏らす
イけないままの身体は物足りずに火照ったままで、そのペンギンの立てた膝に手を掛けたのは別の男だ。
「トコロテンじゃつまんねぇ。気を付けろよ?」
先に放った男の言葉を、そんなくだらねぇミスするかよと笑って 抜き取られた熱量を求めるようにひくつく其処へ
次の砲身を押し当てた
「・・・んっ、」
今度も声を殺し損ね、悔しげに歪めた唇に戯れのキスが落ちる
「挿入れるだけでイっちまわないように気ぃ使ってんだぜ? じっくり愉しんでくれよ」
ずず・・・と、押し入ってくるソレは先ほどの男のものより太い。
見もせずにそれが分かるくらいにはペンギンのそこは敏感になっていて、早く刺激が欲しいと意識を裏切って小さく揺れる
「催促かよ、よっぽど飢えてんな」
「・・・ぁ、っ」
揶揄する言葉に眉を顰めたペンギンは、反論の言葉を出す前に動き出した男の腰に嬌声を漏らした。
それを恥じる余裕はとっくになくなっていたのだが。
「あっ、・・・ぁ、・・・っあ!」
身体が欲しているのだ
溜まりに溜まった熱を吐き出したくて、与えられる愛撫に勝手に悦びの声を上げる

あと少し・・・、もう、少しで・・・!

「ひ、っァ!」
男の動きを歓迎し、快楽を貪る最中さなかに新たな刺激が胸に走った。
先程の男が暇に任せてペンギンの身体に手を這わせている。
「こっちもそろそろ覚えただろ?ゆるい方がいいか、痛い方がいいか?」
支柱に固定したペンギンの手を擽るように伝った指が そのままの動きで乳首を撫でた。
「く、・・・ぅんっ」
もう片方は爪でカリカリと引っ掻き、ぎゅっと真ん中に爪を立てては、慰めるようにゆるゆると転がす。
そうされて身を捩ると必然的にペンギンを貫いている男を締め付ける。
もう声もなく はくはくと唇を震わせるだけのペンギンを見て、男は不意に、胎内から肉塊を引き抜いた

「あっ!あぁ」
今度こそ、完全に不満を訴える声が出た。
足りない熱に腰が震え、もっと寄越せとはしたなく揺れる。
「怒るな。もっと欲しいなら好きなように動けるようにしてやろうってんだ」
笑いを含んだ声が自分を諫める
ペンギンの胸を弄っていた男にも その意図は通じているらしく、男の手で支柱に縛っていた手首が解放されようとしていた。

先ほどまで突っ込んでいた男がベッドに仰臥する。
ペンギンの身体は起こされ、その男の胴を跨ぐように膝立ちにされた。
腕は、今度は背中で一つに纏められようとしている
「自由にしてっと 自分で弄っちまうだろ」
くすくすと笑う声は イくなら後ろでイけよとからかっていた。
縛り終えた男がペンギンの肩に手を乗せる
「欲しいんだろ? 遠慮なく食えよ」
言われた内容のあまりの酷さに目を瞠るペンギンが面白かったのか、男は顔を歪めて楽しそうに笑って、
大まけにまけて手伝ってやるよと囁くと、ぐい!とペンギンの肩を力任せに押した
「ああああっ!」
心構えもない状態で、突き刺さるように含まされたペンギンが声を上げて仰け反る。
その状態で達してしまわなかったのは、下になった男の腕が途中でペンギンを支えたからだ。
はぁ、はぁ、と上下する胸を汗が伝う
奥まで届くことのなかったソレは、中途半端な位置で胎内に留まっていて、この無理な体勢はどのみち長くは保ちそうにない。
「後は自分で入れな」
笑って、2人の男は手を引いた
支えのなくなったペンギンの身体は、不自然な姿勢の膝だけが頼りで、それも重みに耐えかねてぶるぶると震えている。
ずっと、男を受け入れていたのだ。
膝も腰も いい加減限界を超えている
「く、ぅ」
ずず・・・っと、少しずつ腰が沈んでいくにつれて、結合が深まっていく。
それとともに甘美な痺れが伝わってくるのだ。支える膝の力など 容易に抜け落ちてしまう
「っは、ぁ・・・」
膝をシーツにつき、全て胎内に納めきったところで詰めていた息を吐いた。
少し収まりかけていた熱もまた昂りを取り戻していて、もじ・・・と僅かに身動いだけでじわっと下半身が甘く痺れる。
下になった男が ペンギンの背後に意味ありげな視線を送った
何かの合図でもしているようだが、それを探る気力はもう残ってはいない。
「っあ!」
がくん、と唐突に下からの突き上げが始まる。
その度に声を上げて揺さぶられていたペンギンは、ここでも男が位置を外して突いているのに気が付いた
(イかせない、つもりか・・・)
だが彼等は自由に動けと言っていた。
両手は後ろに束ねられているが、先程のようにベッドには固定されていないのだから。
キリ、と小さく唇を噛んで、ペンギンは僅かに腰の位置を動かす。
男が突く位置が望む場所に当たるように、それとなく修正を掛けていく
(・・・ん、・・・んん、っ)
目を閉じ、そうすることに没頭するペンギンは、男が意地悪にも突く位置を変える度に腰を動かした。
徐々に、自分から腰を振るように誘導されているのだが、この時点ではまだ気付いていない。
・・・気付いたところで、避けられはしないのだが。
"此処を逃げ出すわけにはいかない。身体など与えてもいいから、こいつらの上の人物に辿りつかなければ・・・"
目的を果たすまで 今の状態に甘んじる覚悟はしていた。
ただ、ペンギンの身体が考えていた以上に気に入られてしまったのだけは想定外だった。

「んっ!ぁ・・・!」
大きく逃げた男のモノを追って、ペンギンの動きも大きくなった。
気付けば 部屋の中にいる顔ぶれがまた増えている
扉の開く音も耳に入らず集中していたペンギンは、新たに増えた男の見守る前で 絶頂を求めて腰を振っていたのだ。
気付いたペンギンの動きが鈍った瞬間、下から強く突き上げられる
「ぁ、待っ・・・!」
同時に、背後の男が肩を押さえる
(あああ・・・!)
あれほど待ち望んだ瞬間が訪れている、なのに、その時のペンギンの意識はソレを拒否していた。
びゅく、びゅくと限界を超えた熱を噴き上げる。
見るな!と声に出していたのかもしれない
だが一度堰を切ったそれは押し止めようがなく、それまでの部屋の熱気に染まらない醒めた人間の目の前でペンギンは果てた

「・・・っ」
がくんと力の抜けた身体が前のめりに倒れる。
それを受け止めたのは先程増えた人間で、乱暴に男から引き剥がし、それに呻くペンギンに構わず空いたシーツに
その身体を転がした

「少しは素直になったみたいじゃん? 今度はもっと素直にしてやろうか」
まだ痙攣するペンギンを仰向けに押さえつけ、達したばかりのそれを扱き上げる。
腕は縛られたまま自分の体の下敷き、片方の脚は男に捕らえられていては簡単には逃げられない。
嫌がって蜿くペンギンの雄をある程度成長させると 男はどこからか道具を取り出した。
パチンとそれが留められたのはペンギンの性器の根本で、サッと顔色の変わったペンギンの頬を男の手が優しい仕草で擦る
「今日は何回くらいイけるか、賭けるか?」
言葉はペンギンにではない。背後で笑っている2人の男に向けたものだ
「そろそろドライにも慣れてきた頃だろ、10回や20回は平気だよな?」
「ばっか。イキっぱなしになんだぜ、そんな保つかよ」
男達が賭けているのは意識を失うまでに何度空イキするかという下品極まりない回数で、賭けられているペンギンは
堪ったものじゃなかった。
冗談じゃない。そんなに繰り返しイかされては体力が保たないと思うのに、既に押し倒された身体は新たな男に貫かれている
「好きなとこ、突いてやるぜ。声上げて合図しろよ」
「ぃ、・・・っ」
いらない、と断言するはずの声は 男の激しい突き上げに途中で終わる。
それは果ての無い快楽地獄の始まりだった




「ぁ、もう、やめ――、あああッ!」
がくがくとペンギンの身体が跳ねる
イっている最中も攻める手は止まないのに加えて 吐き出さない精はいつまでも絶頂感が引いていかない。
「ふ、ぅあ・・・」
喘ぐような呼吸で吐き出される声はもう掠れていた。
二度、三度と続け様のオーガズムに閉じることも忘れた唇の奥では震える薄い舌が酸素を求めてひらひらと震える。
苦しげに頭を振り、仰け反り、のたうっても続く快楽にぼろぼろと涙が零れた
「もう、やめ―― ・・・ッ!」
やめてくれ、と言いかけた途端、性器の先端に生じた違和感にビクッと大きく身体を跳ね上げ、またペンギンは吐き出すことなく達した。
鈴口を引っ掻く爪は動きを止めず、「ぅ、うぁ、」と呻く声はすすり泣きのような喘ぎに変わり、引かない熱によがり狂う

「16回」
どこか遠くで聞こえたカウントを最後に ペンギンの意識は深い闇に飲まれて途切れた






「ふぅ、ん、ん、ぁ、あぅ、・・・あッ」
男の膝の上に乗せられたペンギンがあられもない声を上げて悶えている。
更に増えた人数の相手をしているのだが、意識を飛ばした彼は自覚していないだろう。
「そろそろ外してやれよ、それ。あんまり続けると狂っちまうぜ」
「イっちまってるからなァ。こうなりゃ可愛いもんじゃねぇ?」
まぁ、まだ壊しちまうのは勿体ねぇよなと長く押し止めていた攻め具を外す男達は すっかり大人しくなったペンギンの顔を
持ち上げ、開きっぱなしの口に性器を押し込んだ
「ぶっとんだ後じゃねぇと危なっかしくてさ」
噛み千切りかねないペンギンに、イラマチオは危険だと笑って素直に口を開けて待つ頬を撫でる。
普段は従順なふりをしているが、彼が何か目的があって此処にいるのは分かっていた。
こうして理性と意識を飛ばしたペンギンの口を割らせるのは簡単で、男達はとっくに彼の素性を知った上で弄んでいるのだ。
「可哀想になァ。気付いてないんだろ?自分の正体がバレてんの」
「寧ろこうして情報源にされてんのに、一生懸命耐えてんだからな」
健気だねぇ、ずっと飼い殺しにされんのも知らねぇでと言って 身体だけでも満足させてやろうぜと男達は笑った。
情報を得るだけなら自白剤でも何でも使えばいいのだ。
それを、回りくどくこうして口を割らせるのは 遊びを兼ねた息抜き代わりだ。
「知ってっか?最近下っ端どもが妙に張り切ってんの。ご褒美にこの部屋に呼ばれんのを期待してんだ」
「くく・・・すっかりアイドルじゃん、あいつ」
取れるだけ情報を取ったら餌代わりに囲うのもありかな
そう話す男の視線の先では 攻め具から解放されたペンギンが声を上げて絶頂を極めていた









 潜 入

それは あの人に持ち帰る情報を得るまで続く地獄






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