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SS置場2
拍手ログ 部室1 P

拍手ログSSS。昼休みクオリティで短いです^^  朝、千堂が目撃した場面を「なんで、人が5人も居る部屋で
そんな事ができるの?千堂ならせめてトイレに行くよ」とつぶやいていたら 「大好きなあの子に変換してみれば?」と
TLをいただいた事によってできてしまった学パロです。ものすごく勢いだけでできた昼休みクオリティを拍手にてお届け。 
あ、千堂が目撃したのはとても見て嬉しいといえる相手では・・・だって・・・独身女性がそんなことをまさかの更衣室でw
外見は某朝青龍さんににております。あ、顔もちょっと似てる! ペンギンのキャラ崩壊に付ご注意!








部室の扉を開けた途端に、白い何かがペンギンの目に飛び込んできた
一瞬、考えた後、それが同級生のキャスケットだと把握する
(え・・・?・・・なんで、こんなとこでキャスケットの・・・)
「うわっ!キャスケット!おま、なんでこんなとこでパンツ着替えてんだよ!?」
「ぎゃはは、ケツ見えてんぞ、ケツ!」
背後からの声ではっと我に返る
今目に飛び込んできた真っ白い(男にしては)やわらかそうなものは、――――キャスケットの、尻?
「あぁん? 仕方ねぇだろ、今朝の朝練で泥溜まりにはまっちまったんだから」
昨夜の雨でグラウンドはまだぬかるんでいて、練習前に整備したとはいえ、朝練までの短時間ではすべての
ぬかるみを埋めきれていなかったらしい。
練習相手ともつれ込んでグラウンドに突っ込んだキャスケットは下着まで泥水で汚れたようだ
「準備いいなぁ、おまえんちの母ちゃん!」
「つっか、汚れたシャツや下着で制服着るともっと怒られんだよ。昨日雨だったから、着替え一式持たされた」
わいわいとしゃべりながら着実に着替えを終えたキャスケットが ん?と首を傾げる
「ペンギン?何ぼーっと突っ立ってんの?もうすぐ予鈴が鳴るけど」
指摘されて慌ててロッカーの扉を開ける
みれば、部活のメンバーはあらかた着替え終わっており、ぼんやり立ったままだったのは自分だけだったらしい
誰も、キャスケットの尻を目撃した事は気にしていないようだ
当然だ。見られたキャスケットにしても何ら嫌な顔一つせずに普段と変わらず着替えを終えた
あの白いお尻に目を奪われたのは、自分だけ―――?
そこまで考えたペンギンは、自分の発想にぎょっとする
(目を奪われたって、何だ、それ)
「先行くよっ」
部室を出て行くキャスケットに ぽん、と肩を叩かれ どきっと心臓が跳ねる
(いや、何を驚いてるんだ)
さっさと着替えてしまえ、と ぶるっと頭を振ったペンギンの視界に壁の鏡が入った
堅くて締まった自分の体。
さっき見たキャスケットは、こんなんじゃなくてもっと―――
「っ!!」
何、考えてるんだ!
急いで着替え終えて最後になってしまった誰も居ない部室を見回して、
その際に ちらりと目に映ったものは見なかった事にして扉を閉める
(だって―――なんで、俺はこんな赤い顔をしているんだ)
ありえない、だろ?
同級生の、それも、男の尻を見たくらいで、こんなに動揺して 顔を赤らめるなんて
部屋を出た途端 鳴り始めた予鈴の音に ペンギンは慌てて教室へ向かって駆けだした




彼の脳天を直撃したそれは――


 青天の霹靂


ちょっとした、事故。 車となんとかは急には止まれないのです
止まらない何かに無理矢理気付かされてしまった思春期の彼の今後は――?


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あきゅろす。
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