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SS置場12
その部屋の扉は三度ノックされる 6
残業・・・残業しんどいよー 
また中途半端なところで切ってしまいました。これから御弁当つくってお風呂ー(これから?!)
今回のプレイは確かTさん発案だったはず? えーと、とりあえずミッション(途中ですが)クリア?







一旦浴室を出たキラーは直ぐに戻ってきた。
それこそ脱衣所に自分の服どころかタオル一枚なくて途方に暮れたペンギンが他に何か体を隠せるものを
見つける時間もないくらいの短時間だ。
戻ってきたキラーを見て慌てて浴室に逆戻りしたのだが、そのペンギンに着いてキラーまでが浴室にやってきた。
だから!なんでタオルを持って来ないんだよと察しの悪さに眉を顰めるペンギンの鼻先に液体の入ったボトルが
突き付けられる
「・・・これが?」
育毛剤だというソレはパッケージすらない入れ物だった。
ペンギンに与える為に小分けに詰め替えたのだろう。
チラリと目の前の男を観察する。
彼のフサフサした豊かな金髪を見れば効果の高い育毛剤というのも強ち誇張でもないのかもと勝手に判断していると、
値踏み(?)されている事に気付いていないキラーが徐にボトルの蓋を捻って中身を掌にあけた

(・・・無臭だな)
この手の薬品に有りがちなキツイ匂いもなく色も透明。少しトロリとしていて粘性がありそうだ。
船でも薬品を扱うペンギンは無意識のうちに観察してしまう。
一度の塗布の量がこのくらいだとするとこのボトルだと何日分だろうと逆の手にあるボトルへと視線を移す。
(一週間分てところか…足りなくないか?)
薬効が高い分、やはり高価な品だろうか。もっとくれと頼むべきか商品名を尋ねて自分で手に入れるべきか。この量は
購入前に試してみろというキラーの心配りなのだろう。
自分の所持金で手に入るなら購入しても・・・と思案に沈んでいたペンギンは、ひやっと冷たいものを腹に感じて飛び上がった

「なっ、何だ?!」
手だ。いつの間にかキラーの手がペンギンの下腹を撫で回している。
「ちょ、なに、やって・・・っン!」
さわさわと毛のない場所を撫で擦る感触でぶわりと肌が粟立つ。
身を引こうにも肩に回ったキラーの野太い腕がそれを阻み、更に際どい箇所へと到達しようとしている。
「こうしてよく擦り込む方が効くんだ」
「ん・・・ッ、わかっ・・・たから!」
肩が押さえられているので腰だけ逃げようとしたペンギンの動きを予想していたのかという見事なタイミングで
腕が腰に移動していた。
ついでに腰骨付近を不埒な動きで指が擽る。
キスマークがあった辺りだと気付いたのはそこからじわっと甘い痺れが生じたせいだ。
ペンギンの弱い場所だと知っているキッドの残した跡なのだから感じるポイントとして的確なのも当然だった。
「ン、・・・キラー、もういい・・・ッ」
塗り込むのはもう十分だからと訴える声が上擦る。
逃れようとしていた上体はキラーの腕を支えにするように凭れかかっていて、噛み殺しきれなかった声が吐息混じりに
鼻から抜ける。
「もっとだ。まだ足りないだろう?」
仮面越しの低い囁きは完全に誘惑のそれだ。
「っ・・・、も・・・」
否と横に振った顔はキラーのシャツに押し付けたみたいになった。
キラーの腕を振り払うなり押し退けるなりするはずの自分の手がシャツを掴んでいるのに気付いたが、手を離した途端
萎えかけた膝が崩れそうな気がする。
ぎゅ、と無意識のうちに握る手に力を込めたペンギンは、下肢を襲った刺激に大きく声を上げた。



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あきゅろす。
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