勉強合宿
思考回路
赤｢………。｣
ガンッ
赤｢くそっ！｣
赤(………凛震えてた…。僕は……)
『……い………征っ！！』
ドンッ
赤｢！？｣
『はぁはぁ。ちょ…どうしたの？』
赤｢凛？｣
『なんか征変だよ？』
赤｢なにが。｣
『なにがって……とりあえずあたしなんかした？』
赤｢…凛はなんもしてないよ。…俺が…。｣
『征？』
赤｢…ふっ。大丈夫だよ。凛はもうもどって寝ろ。疲れてるんだろ。｣
『え、征は？』
赤｢俺は…もうちょっとここにいる。｣
『……。じゃあ……あたしもここにいる。』
赤｢……は？｣
『征が落ち着くまで一緒にいる。』
赤(こいつわかってないな。)
赤｢そういうことじゃなくて……だから、お前はもう寝て…｣
『じゃあ、理由教えて？』
赤｢理由？｣
『……怒ってる…理由？』
赤｢……はぁ。怒ってるわけじゃない。｣
『じゃあ、どーゆーこと？』
赤｢う…。｣
赤(これ言ったら僕の威厳が……)
『…やっぱり怒ってるんでしょ？』
赤｢ち、違っ………！｣
ギュッ
赤｢はぁ。泣くなよ…。お前が泣くと僕の思考回路が乱れる…。｣
『？』
赤｢ふっ。｣
赤(涙目に上目遣いとかｗ)
赤｢そんな顔するの……僕の前だけにしろよ？｣
『んっ……んぁっ…ふっ。』
赤｢ん………。｣
ぽんぽん
《機嫌治った？》
『…ねぇ。理由……聞かせてくれないの？』
赤｢………そんなに聞きたいのか？｣
『うん。』
赤(
…まったく。)
赤｢凛今日の朝泣いただろ？｣
『え？あ、うん。』
赤｢…もうお前あんな傷ついた顔を見たくないってことだ。｣
『？？』
赤(なんでこういうところだけ鈍いんだ)
赤｢だから、お前が泣きそうな顔してたから……お前を傷つけてしまったかと思ったら我にかえっただけで、怒ってなんてことはない///｣
『！』
《真っ赤ｗ》
赤｢ほら、理由はわかっただろ。早くもどって寝ろ……んっ！｣
『…そーする！また襲われたら困っちゃうもんｗ』
赤｢おい……｣
『おやすみｗ』
たったったったっ
赤(…不意打ちはなしだろ…。………まったく(笑))
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…まったく。)