勉強合宿 忠犬 『ふぁぁぁあー…。』 《あー、もうとっくに日越してる……久しぶりに家族で集まったもんなぁ。内容が内容だけど…。それにしても眠い。》 ガッ 『わっ!?』 《こ、転ぶ!……………痛くない?》 黄「大丈夫っスか?」 『涼太!?』 黄「はい♪」 『あ、ありがとう。』 黄「いえいえ。」 『どうしたの?こんな時間に。とっくに寝てると思ったけど。』 黄「いや横になってたんですけどなかなか寝れなくて、なんか凛サンが廊下にいそうな気がしたので歩いてたんス!」 『……それ、どのくらい前の話し?』 黄「んー、2時間くらい前っスかね!」 《またか!毎回毎回よーやるなぁ》 『そんな2時間もうろうろしてて、途中で諦めるでしょ普通』 黄「愛に時間なんて関係ないっス!それに凛サンがいる気がしたんスよー。」 『2時間前の話でしょ』 黄「だって…」 『だって?』 黄「…凛サンに会いたかったんスよ。」 『!』 黄(わー!ノリで言っちゃった!やばいやばい、オレ今絶対顔真っ赤っス///) 『ふふ。』 グイッ 黄「え?」 チュッ 黄「〜〜〜///!?」 『まだほっぺにしかしてないのに顔真っ赤w』 黄「えっ?えぇっ?」 《どんだけテンパってんのwさっき恥ずかしいセリフはふつーに言ってたのにw》 『まあ、会いに来てくれたのはうれしいよ!ありがとう。もうこんな時間だし、早く寝よ?』 黄「えっ?もう行っちゃうんスかぁー?もうちょっとしゃべりましょうよー!」 『そろそろ寝ないと明日つらいよ?』 黄「うっ……」 黄(こんなチャンスめったにないのにぃ……。でも明日寝てたら怒られるしなぁ(涙)) [*前へ][次へ#] [戻る] |