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ヤツらに気をつけろ!?
再開は突然に
◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「ね・む・いっ!眠い〜〜〜!!」

糞眠いとはこういう事を指すのだろう。

結局、昨日の出来事が忘れられず 一睡も寝ることが出来なかった亜紀の目の下には 悲惨な隈が出来てしまっていた。

「ぶはっ!亜紀やばいじゃん。どうしたその隈?」

部屋の化粧鏡が備え付けてある水道で顔を洗っていると、急に後ろから 亜紀の肩に手を回してきた同室者、東 邦充が聞いてきた。


そうなのだ。この学園では、生徒会以外は全て二人部屋だったりする。それと、せっかくだから今話してしまうが、お金も部屋の鍵も全てカードで行われている。無論、学園の出席もカードを使って行われていたりする。
――なんと便利なんだ。


亜紀が浸っていると、隈をツンツンしながら「成る程!」一人納得した邦充は、

「さては昨日、一人でむふふwwな事をしていたんだろ!ずるいぞ一人だけ!!」

「殺すよ?」
「スミマセン;;」

二人はこんなやり取りをしながら、全ての準備を終え、教室へと向かった。



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