[携帯モード] [URL送信]

小説
チューニング
音ーーーーーそれは日常あふれている




魂ーーーーーそれは一人一つ持っているもの




音魂ーーーーそれは







君は音楽が好きか?
歌じゃなくてもいいんだ
ギター、ピアノ、太鼓、
なんでもいいんだよ。
手を叩いて、体を揺らすのでもいい。
そう!音楽!!
私は音楽が大好きだ!!
あいにく私に歌のセンスは無いらしいが・・・。
まぁ、そんなの問題じゃない。
音楽は上手い下手の前よりも大切なものがある。
それは・・・
楽しむということだ!!
楽しむことはとても大事だ!!
わたしは演奏するのが楽しい!!
音楽と言う言葉を考えた人は素晴らしい。
音を楽しむ
その通りだ!!!
音楽は楽しい!
・・・・。
もう一度聞こう、




音楽は好きか?








夢の中であたしは、町を歩いていた。
高いビルに囲まれたその町にあたしはいた。音が聞こえる。なぜかとてつもなく引きつけられる音だった。
あたしは歩き始めた。
探すのはは音。
夢だから好奇心で動いてもかまわないと思った。
闇の中を泳ぐように進んでいくと、突然開けた場所に出た。一つのビルが壊れた跡だった。そこにはビルの残骸らしきコンクリートが積まれていた。その上から音が聞こえてくる。あたしはコンクリートの上を見た。
人だ。
人たちだ。
顔が見えない。
月明かりが彼らの顔を隠す。
その人たちが音を出していた。
あたしの中の何かが震えるような気がした。
知らず知らずのうちにあたしは問いかけていた。

あなたたちは誰?

人たちは答えない。
ただ、ひたすら音を紡いでいた。
月明かりのスポットライトを背にして。




あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!