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小説
お仕置き
「痛い…半兵衛様、あやめをどこに連れて行くつもりですの!?」
半兵衛に手首を掴まれたまま、あやめは引きずられるように林の奥に連れて行かれる。
「お仕置きだと言っただろう。君は少々痛い思いをしないと懲りないようだね」
林の奥まで来ると、半兵衛は木にあやめを押し付ける。
「嫌…半兵衛様…あやめに何をするつもりですの?」
嫌、と口では言いつつもあやめは胸の高鳴りを抑えることができない。
月の光を背にした半兵衛はあまりにも妖しく、そして美しい。
その目に見つめられるだけであやめの体が熱くなり、とろりと蕩けてくる。
「君が普段何を考えているか僕にはお見通しなんだよ…」
半兵衛はあやめの右腕をひねるとそのまま豊かな胸を木に押し付けて背中を反らせるような体勢にする。
「嫌…やめて半兵衛様ぁ…」
「嫌なわけないだろう?君は…僕とこうしたい、こうなりたいと思っていたはずだ…」
ふるふると頭を横に振って、涙を流すあやめの胸を半兵衛は余った手でやや力を込めて揉んだ。
「ああ…っ!!半兵衛様…っ!」
「僕に下手な演技は通用しないんだよ…。あやめ、君ほど演技が下手なくノ一は見たことがない。きっとその涙は歓喜の涙だろうね」
忍装束をずり下げると、ぷるんと白い乳房が揺れた。
直に胸を掴むとあやめの唇がだらしなく開く。
(ああ…半兵衛様があやめの体を…!あやめ、どうにかなってしまいそうですわ…!)
直後に、あやめの口の中に半兵衛の指が入り舌を弄ぶ。
ぴちゃ、くちゅと水音を立てながらあやめは半兵衛の指を舐めると、唇から涎がこぼれた。
「だらしのない口だね。だから団子屋で要らぬことを話したりするのかな?何か言いたいなら言ってごらん」
耳元で囁かれる半兵衛の、言葉攻めにも似たような声にあやめはますます狂っていった。

「はん…べ…さまぁ…」
口元から涎を流し、あやめは半兵衛を涙目で見つめる。
「お願い…。あやめに…口づけをしてほしいですの…。こんな悪い口は…半兵衛様の口で塞いでほしいんですのぉ…!」
「主人に対してねだるとはいい度胸だね、あやめ。でもしてあげないよ。誰に向かってものを言ってるのかな?」
半兵衛はあやめの要求には答えず、両手であやめの胸の…すでに痛いほど尖っているその頂をきゅう、と摘む。
「ひぃ…んッ!」
びりびりとした強烈な快感があやめの体を突き抜ける。
指先で頂をこねるようにいじると、あやめが舌を出して悦びはじめる。
「はァん…は…ッ」
「こんなことをされているというのに…恥じらう気配が全くないなんて…。本当に淫らなくノ一だね、あやめ…」
「い、やぁ…」
いや、とは言うが自分の体を這い回る半兵衛の手に、あやめの嬌声があがる。
「あやめ、忍狩りの任務の際は僕を名前で呼んではいけないよ」
「どうして…ですの?」
「僕のことは「竹中様」と言うこと。いいね?あやめと僕は恋仲なんだろう?半兵衛と名前を呼ぶのは二人っきりの時にしたいんだ…」
できるだけ優しく言うと、あやめはあっさり了承した。
そんなものは嘘っぱちである。
これ以上あやめに自分を恋人と呼ばれたくはない。
くノ一ということを自覚せず、ただひたすら目の前の欲に溺れる女などもってのほかである。
あやめの秘部からは蜜が溢れ、太ももに伝っている。
これではお仕置きの意味を成さない。
強引にあやめの装束の下穿きをずらすと、半兵衛はいきなり指をあやめの秘部に入れた。
「ぅあ…ッ!は、はぁん!…悦い…悦い…ッ!」
あやめが腰をくねらせて悦ぶ。
ぐちゅぐちゅと音を立てて激しくあやめの襞が半兵衛の指を締め付ける。
「あああん!半兵衛さまぁああん!」
そんなあやめを無視するように、半兵衛の指がぴたりと止まった。
「欲しかったら自分でねだってごらん?まさかこんな姿になって今更できないとか言うんじゃないだろうね?」
半兵衛は蜜で濡れて糸を引く指をあやめの目の前で見せつける。
「あ…あ…」
ひたり、とあやめの柔らかな尻に当たる半兵衛の熱い欲の棒。
半狂乱になってあやめは涙を流し、懇願した。
「半兵衛様が欲しいですの!あやめを…半兵衛様でめちゃくちゃにして…かき回してほしいですの!」
言い終わると同時にずぶずぶと半兵衛の熱い欲があやめの襞をかき分けて入ってきた。
「ひ…ッ!ひぅうん…!」
ぬめるあやめの襞はすんなりと半兵衛を受け入れる。

…が、半兵衛は動かない。
あやめは半兵衛に動いてもらいたくて必死に腰を揺らすが、半兵衛はあやめを見下ろしたままだった。

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