02
視線が下がる
ヒロトのバンクルに手をかけて、ゆっくりと抜き取った
ファスナーを下ろして、下着ごと制服を下ろせば、もう充分に立ち上がったものに触れる。
「…、ッ」
「どうしたの?しないの?」
クスクス、またヒロトは笑う。
暗闇に映えていた赤い髪は今、この白い空間に映えていた。
それだけが鮮やかで、クラリ、と脳が揺れる。
「…、どうして、こんなこと…っ」
「どうして、って?」
「……」
「…円堂くんなら、こんなことしないよね」
「っわかってるなら…!」
「だから、俺が君にしてあげるんだよ」
「ッッ…」
…そうだ
求めたのは、俺だ
円堂では求められないものを、ヒロトに
求めたのは俺、それを拒否しないのも俺だ
「…わかった、少しだけ、許してあげる」
「え……ッあ…く!!!」
イキナリ腰を引き寄せられたかと思うと、あまり慣らされてもいない秘部に無理矢理、思いっきり侵入された。
「ひ…ん、…っ」
「、は…キツイ」
「…ッ当たり前だろ…っぁ」
息が苦しくて、深く息を吸い込んで、吐き出す
一気に最深部まで繋がった俺達はお互い息も絶え絶えで、二人で肩を揺らして呼吸する
「…入れるのは許してあげたから、後は自分で、動いてね…?」
「ッそんな…」
「いっつも一緒に腰揺らしてるんだから、大丈夫」
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