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    甘いなんて嘘じゃねえか





※指フェラ、R15





































天馬が暮らす部屋で、親戚の姉さんは買出しに行ったとか何とかで二人きりになった俺たちは今、もとい俺は今、今の状況を判断できずにいた。何なんだコイツ、何なんだコイツ。あ、二回言っちまった。



「っ、てん、ま…離せ」


「やだ」


「おま、っ…ん」



ちょっと手貸して、なんてよく言ったな。そんな何ともなさ気に言われて、まさか指手前の口につっこまれるなんて思いもしないじゃねえか。
ねっとりと絡みつく天馬の舌が、中指の先から絡み付けられ根元までしゃぶられる。くち、と静かな部屋に音が響いて、更に俺の思考回路を停止させる。え、何この状況、俺がする方じゃないのコレ。ん、でも奉仕させなきゃいけないんだから良いのか。わからなくなってきて、段々と感度を増す自身の指に意識を持っていかれる。



「ひ…、ぅ」


「気持ち良いの?」


「……ハ、なにが」


「気持ち良さそうな顔してるから、剣城」



ニコ、と天馬は俺に微笑んで、仕上げと言わんばかりにペロリと手のひらを舐め上げ、糸を引きながら天馬の色素の薄い唇がねっとりと離れた。



「…てめ、」


「俺もよく舐められるんだよね、サスケに。その時なんか気持ち良いから、剣城も気持ち良いかな、って思って」


「……」



どっちがどっちかわかりやしない。コイツはそういうのに鈍感なのに指フェラなんて、と思ったらそうかナルホド、なんて今さっきの出来事を物語る、自身のテラテラと光る指先を見つめた。



「剣城の手、甘かった」


「ンなわけねーだろ」


「ほんとだよ、じゃ、俺の、する?」



そう言って今度は、自分の指を舐めろと言うのか右手を差し出した。ほんと、コイツにはそういうのではかなわない気がする、こういうのに、では。



「…天馬、それって誘ってんのか?」


「へ?あッひ…っ」


「コレはな天馬、こうやってやるんだよ」



よく見とけ。そう言って今まで自分で差し出していた腕を引き戻そうとしていた天馬の腕を、痛いくらいに握り締めた。









甘いなんて嘘じゃねえか
天然の誘い受けには、困る





--------krtr--------



指フェラ^q^

天馬の方が感度高いけど剣城も声我慢できない位に感度高ければ良いよ








あきゅろす。
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