REBORN!
仲間・・・
ーよっと。
無事先入完了!!
さーて何処に居るのかな?
「う゛お゛ぉい貴様なにもんだ!!」
ーぐい、胸倉を掴まれ
ーぐら・ぐら
う゛おぉい、ぶっちゃけそんななま優しいもんじなかったぜ!
『ねぇザンザスは何処に居るの無事なの!!!』
『う゛おぉい
く、くるしいぞ。』
ーばさ
『あっ!ごめんなさい。それより・・・』
それより?
俺を殺す気か?!こいっ
「おちつけ。おまえはザンザスのなんだ?」
私はザンザスのなんなんだろう、恋人?でもザンザスが約束を忘れていたら・・・ただの迷惑になるよね。
それなら私は・・・
『幼馴染みかな。』
そう言って悲しそうにそいつは笑った。
「わかった。ついて来い。」
ーカッ・カッ
広く薄暗い廊下に2人の足音が響いた
『ねぇ、えーっと・・・』
「S・スクアーロだ。」
『ありがとう。スクアーロはなぜ私の言葉を信じたの。』
彼らは暗殺者だ敵は少なくないだろ、ましてやボスに会わせろなんて自分で言ったものの良く会わしてくれる気になったんだろう。
スクアーロは前を向いたまま答えた。
「お前ザンザスの女だろ。」
ードキッ
それは耳を疑いたくなる言葉だった。
なぜ彼は知っているの?私は幼馴染としか・・・まさかザンザスが?
そして彼女は早まる鼓動を抑えて勇気をだしてきた。
ーギュウ
夜月は片手で作った拳を握った
『えっ、何で知ってるの。』
ードクン・ドクン・ドクン
落ち着けわたし
「ザンザスが前に言ってたんだ“待たせてるやつが居るとな”。」
スクアローの表情は見えないがとても穏やかだと思う
『えっ。嘘・・・覚えててくれてたなんて。』
夜月の足は止まり彼女の目からは大粒の涙が頬を濡らした。
「最初に聞いた時は冗談かと思ったが・・・」
スクアーロは返答が返ってこないのに気づき振り返えると・・・
「ヴォオオィ。泣くな、お前を泣かしたと勘違いされたら俺がザンザスに殺される」
と言って焦ってるスクアーロがいた
『すみません。嬉しくてつい、アハハッ大丈夫ですよ。ザンザスは優しいからそんなことしませんよ。』
いやぜってぇ、アイツならやりかねないと思ったスクアーロだった。
「しかしどうやってザンザスを助けんだ?あの氷は・・・」
『大丈夫。私に任せて』
そう言った彼女はまるで今さっきまで泣いていた彼女とは別人に見えた。
『あっ!それと今から守護者をそろえて、時間がないから急いで!』
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