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恋の予感は嵐の予感【鬼妹】【学パロ】
※なぜか閻魔さんと鬼男くんが兄弟設定。
※妹子と鬼男くんがキャラ崩壊
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「はあぁ…………」
ため息まじりにノートを写す。全く授業なんか入ってこず、xやらyやらポ○モンかと思う数学なんてどうでも良すぎて死にそうだ。
…………でもため息も授業が入って来ないのも今と昔では訳が違う。
昔面倒で集中出来なかったのなら、今、授業に集中出来ないのは……………多分。
「………え?恋?」
「あー、うん……」
一番の信頼者のはずだが一番信頼できないこの男。自分の兄で既に成人済みだ。ほぼ正反対の人間だが悪いやつではない……………と思いたい。
兄・閻魔は言ったことを後悔させてくれるであろう、ひきつった笑顔で言った。
「へぇ〜?こ・い・し・た・の?ふんふんへえー?」
嗚呼本当に殴りたい。意識より先に体が動いた為、実際殴ったけど。
びたーん、という音がして倒れた兄を無視し質問(ていうかもうほぼ尋問)をする。
「…………大人ならましな答え、してくれるよなぁ………?」
脅されてるのに笑顔の兄に心底引きつつも自慢の爪を伸ばした。
「ひゃいっっ………!!!」
その後なぜか頬を染める気持ち悪い兄からアドバイスを受け、それで………まあ………殴った。喜びながら鼻血出した時は嘘だと思うほど引いたのだけど…………
とりあえず、良く分からないけど、二人きりの時なら大丈夫、らしい。それ以外はくそ過ぎて話したくない。
アドバイスなんて無くたって良かったなあ、と思った事が一番大きいものだったのは塞いでおこう
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「…………はぁ。」
最近ため息が増えた彼は大丈夫なのかな?
彼のため息が増えた意味は僕のせいなのかな…
前、彼の家の前を通った時ニヤニヤしながらこちらを見てきたお兄さんは知っているとふんでいるけど。
まだ、まだばれてないと思いたい。
もし、鬼男君が好きでもない人(しかも男)に好きになられたと知ってため息をついているなら……
死んで、しまいたい……
それか彼の耳に僕の名が入らない様、失踪したい………
「あ、小野……?………はぁ…」
ずっと後ろに居たのに気づかれなかったなんて有り得ないけど今の鬼男君なら仕方ないのかなあ…
僕のせいなら、僕のせいだったんなら。
鬼男君に思いを伝えて全拒否してもらった方がいいかもしれない。そっちの方が僕も鬼男君もいいんじゃないかな……
放課後。青春し過ぎて死にそうになってくるぐらい、告白とは辛い……が、この胸の苦しみと鬼男君の苦しみをなくしてしまうにはこれが一番手っ取り早い。
「お…鬼男君。あー、あのね、その…」
遠くから笑い声が聞こえる。空いた窓から茜色の夕焼けが見える。でもそんな事今関係なくて早く早く告白しなきゃいけなくて……
「あー、小野……小野ってさ。えーと、好きな人とか居るの、かな」
驚愕した。絶対、絶対僕が好きな事知ってるんだ。紅潮していく頬と消えない衝撃が頭を交差する。
「好きな人は……………」
そういった後脳にプツン、と切れた音が響いた。
「鬼男君じゃあああアホがああああ!!!!」
「!???」
ひさしぶりに出したなぁ、と思われる大きな声でそう言った。
驚いた、鬼男君が視界に写る。
「小野……好き、え、!??」
理解し切れないと顔に出ている鬼男君に笑いながら僕は清々しい気持ちのまま、その場を去った。というか逃げた。反応が怖くて……
ポカン、となった鬼男君。顔が赤いことは気付く事ができなかった……
即興小説とやらです。
作り方も知らない?素人が作ったクソ小説如何でしたか?読み返してないんでどうなってるか、知らないんですけどwww
誤字脱字は無視して下さい、お願いします。
私には味わえないであろう、青春。
味わえてよかったですねええええ泣
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