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普通の小説
『木蓮と猫』
『木蓮と猫』
一本の木蓮の樹がありました。
そして、毎日一匹の猫が会いに来ました。
ある日、木蓮は言いました。
「私は散るけれどまた会えるから。」
白い花を散らした木蓮は静かに眠りました。
猫は毎日会いに行きました。
そして、
また咲きました。
「おかえりなさい」
猫は樹に寄り添い呟きました。
END
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