緋宵架夜様より、北伊甘裏
ドサッ
「きゃっ…」
姫は何が起こったか分からないでいた。
ついさっきまで、楽しくルートと菊、フェリシアーノと姫で話しあっていたのに…
いきなりフェリシアーノに手を引かれた。
そして今、フェリシアーノによってベッドに倒されている。
「…フェリ?」
「…………」
姫が呼んでもフェリシアーノは、黙っている。
「フェリ……どうしたの?」
もう一度名前を呼ぶとようやくフェリシアーノは喋り出した。
「…っ、姫ちゃん。」
泣いているのか?
ぐすぐすと、こもったような声で喋り出した。
「なぁに?」
姫は柔らかく笑って答えた。
「…姫ちゃんは、俺のこと好きだよね?」
ヴェ、ヴェ、と泣きながら姫に問うフェリシアーノ。
「…私は、フェリが1番好きだよ?フェリは……私を信じられない?」
姫がそう言うと、フェリシアーノはぶんぶんと頭を振って
「姫ちゃんがそう言うなら、信じる」
と首筋に顔を埋めてきた。
それがまた、くすぐったくて姫は甘い声を出してしまった。
それが、フェリシアーノをその気にさせた。
「…姫ちゃん…俺、シたいなぁ〜」
「///」
お前は子犬かっ!
とツッコミたくなるほど、フェリシアーノはうるうるした瞳で姫に話しかけていた。
姫はフェリシアーノのこの瞳に弱い。
案の定、次の瞬間には首を縦にふっていた。
部屋には姫の艶っぽい声が響いていた。
「んっ…///」
「そろそろ大丈夫かな…」
長い指をくねくねと器用に動かし、姫の敏感な所を擦っていく。
ただ決してイくことのない快感を与え続けていた。
「ん……ぁ、はぁん///…や、……フェ…リっ、もう……」
余裕のない姫に誘われて、フェリシアーノは自身を素早く取り出し早急に姫の中へと入れた。
「っ…!」
「んんっ///」
ゆっくりと、だが正確に姫のいい所を突いていく。
しかし、流石イタリア人。
「っ…、大丈夫?」
「ん、大丈夫…気持ちいいよぉ///」
女性に対するマナーも忘れない。
が、それに反して上がるスピード。
「あぁんっ!!///」
一気に上がったスピードに、よがる時間もなく姫はイってしまった。
「…っ!」
フェリシアーノも姫の締めつけによって、イってしまった。
そして、姫の腹の上に白濁をかけた。
「ホント…フェリはヤキモチやきね(微笑」
「ヴェー、姫ちゃんを1番愛してるからねwW」
姫に頭を撫でてもらっているフェリシアーノ。
情事の最中の彼とは違う、いつもの可愛らしい笑みだった。
(…お願いだから、友達{ルート、菊}にヤキモチ焼いちゃ駄目だよ?)
(…分かった…)
(……私が1番好きなのはフェリだからね?)
(!俺も姫ちゃん大好きwW)
◇◆◇◆◇
13000キリ番の黒ウサギ様へ!
大変遅くなってしまい、すみませんでした(/_・、)
どうしても裏書くと3pになるという不思議(←
裏書くのも、久々でした☆
まだまだぬるい裏ですが、こんなので良ければ貰ってやって下さい。
緋宵架夜
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