甘い、甘い、/椛。様より、ローデ甘
甘い、甘い、
(※音大生設定)
♪〜
「…はぁ…うまくいかないなぁ…」
進級テストの実技の課題曲の練習。
いつも、早い部分がうまく指が動かなくて、放課後もこうやって練習している。
その時、コンコン、とノックの音。
「はい?」
「失礼します」
がちゃっ、と入ってきたのは、ローデリヒ先輩。
私の憧れの先輩だ。
「調子はどうですか?」
「やっぱり、このフレーズが上手くいかなくて…
あ、でもこの間先輩に教えてもらった所はだいぶ弾けるようになりましたよ!」
ほら、と弾いてみせると、先輩は「流石ですね」、と微笑む。
「今日、リンツァートルテを焼いてきたので、よろしければ休憩にして食べませんか?」
「え、いいんですか!?」
もちろん、といいながらトルテを差し出す先輩。
ありがとうございます、と受け取って一口。
「先輩、ピアノもお菓子作りも上手でうらやましいです…
私も早く上手にできるようになりたいです」
「…それはいいことですが、あまり焦りすぎてはいけませんよ?」
もぐもぐとトルテを頬張る。
「…何事も、トルテみたいに甘くはないですね…」
「その通りですね
ですが夕香、」
先輩の顔が近づく。
…睫毛、長いんだなぁ…
そして、唇に柔らかい感触。
「(…ん?んんん!?)」
キスされているというのを理解した時には、すでにちゅっと音をたて先輩の顔が私から離れていた。
「…いかがです?
私と、甘い、恋などしてみては」
「……!!」
甘い、甘い、
(小説みたいな、)
(甘美な恋を)
***
お、遅くなってすみませんんんん!!←
な、名前変換皆無だし…!!
しかも甘いの…?これ甘夢なの…!?
貴族は滅多に書かないので…色々違う気がします←
黒ウサギ様!相変わらず低クオリティすみませんorz
書き直しはいつでも受付中ですので!
リクエストありがとうございました!!
(※お持ち帰り、書き直し要請は黒ウサギ様のみ可です)
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