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7



「ジールさん…」


複雑そうな顔でチアキはジールに振り向いた。


「ん〜?」


ジールはとことことアオイの傍によると暫く考えてから、もう一度チアキの方へと向く。


「まぁ…とりあえず、さ。君はもう寝れば、役たたずなチ〜アキちゃん?」

「……っ」

「ああ、それとも何?またアオイ様にぶたれたいわけ〜?好きだねそういうの」

「違っ…!」



チアキはきいっとジールを睨んだが、少しの間をおいてまた顔を俯かせた。


「………ごめんなさい…」



チアキは泣きそうになるのをこらえながら二人の横を過ぎ去る。




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あきゅろす。
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