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:..*...Short Dream...*..:
消える命 消えない命/飛段/甘シリ


あたしの名前は、神楽
木ノ葉の抜け忍で暁に所属している


暁にはあたしの事を『好きだ』と
言ってくれるヒトがいる


あたしもそのヒトが好きだ
でも、
あたしは分からない


そのヒトが本当に人間なのか
人間以外の生き物なのか


そのヒトの存在は
あたしにとって
天使なのか悪魔なのか


ねぇ、
あなたは一体何者なの


飛段








消える命 消えない命








あたしは今
自分の愛している男の部屋にいる。


そのヒトは今
あたしの膝の上に頭をおいて
寝転んでいる。


あなたはいつも決まって
同じ言葉を口にする。


「なぁ、神楽。お前は、オレの前から 
 消えないでくれよな。 
 オレ・・・お前に消えられたら 
 生きてけねぇから・・・。ホント。」


そんなこと言わないでよ
あたしの命には限りがあるけど
あなたは


不死身。


あなたの命には限りが無い。


あなたは何があっても
生き続ける。


あたしは
あなたと一生一緒に生き続ける事は


で き な い 。


たとえお互いどんなに愛し合っていても
神様は許してくれない。


時は止まってくれない。


「飛段。それは、ムリ・・・だよ? 
 あたしはただの人間なの。 

 あなたとは違うのよ。 
 だから、ごめんね? 
 
でも 
 あたしが生きている間は 
 飛段のためだけに生きるからさ。
 
 だから、その間は安心してね。」


あたしはあなたに
今できる精一杯の笑顔で言った。


せめて少しだけでも
安心させてあげたいから。


「・・・な、ならよ お前もジャシン教に入って
 不死身になればいいだろ? 
 そしたら、オレ達は一生一緒だろ? 
 なぁ、神楽。そうしようぜ?な?」


ありがとう。
飛段

「ごめんね。飛段。それはできないよ。」


本当に
ごめんなさい。


「なんでだよ?神楽はオレの事 
 本当に好きじゃなかったのかよ。」


「違うの。あたしは人間としてあなたに 
 尽くしてあげたいの。
 
 そしたら・・・いや、もしかしたらなんだけど 
 あたしが生まれ変わった時 
 また、あなたに会えるかもしれないからさ。」


「それって、お前が・・・神楽が 
 死ぬって事じゃねぇのかよ。
 
 オレはお前の死ぬとこ見たくねぇんだよ。 
 分かってくれよ・・・。神楽。」


「飛段。ヒトってのはね、時間が限られてるからこそ 
 一生懸命になれるんだよ。 
 一生懸命に誰かを愛する事ができるんだよ。 
 
あたしは飛段の事を愛しているってゆう事を 
 
当然だとは思いたくは無いの。 
 
あたしは、これまでいろんな事があって 
 
飛段の事を好きになったって事を忘れたくは無いの。 
 そうしたら、飛段だって 
 あたしの事が嫌いになった時 
 すぐに手をきれるでしょ?」


「でも・・・っ〜、わか、った。お前がそこまで言うなら 
 オレはもう何も言わねぇ。 
 
でもな、神楽。

 オレは何があっても神楽の事を 
 嫌いにはなんねぇから。 
 
オレは何があっても神楽の事を 
 愛し続けるから。覚悟しとけよな。」


「ふふ。それは、とても疲れそうね。」


あたしだってあなたと同じ気持ちよ。
飛段
何があったってあたしは


あなたを
愛 し 続 け る








あとがき

初短編!

短すぎるわ!


甘シリ?
ちょい違うな。

つか
飛段こんな
甘えキャラだっけ?

ちげーよ。
フツーにちげーよ。

あの人
自分の好きな人でさえ
儀式にかけそうだよね。


あきゅろす。
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