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:..*...Long Dream...*..:
夜叉一族の最後


神楽様


なぜあなたはオレ達のことを


見てくれないのですか


オレ達は


あなたの事を


愛しています


なのに


なぜあなたは


うちはの者なんかを








時を越える想い
〜夜叉一族の最期〜








「夜叉一族が不死身だからこそ 
 うちはの奴らは昼間に奇襲したんだ。」


「奇襲・・・ねぇ。やっぱり、うちは は 
 いけすかねぇや。・・・でもよ、
 
 地下なんだから太陽の陽が指し込まねぇのは 
 変わりねぇだろ?うん」


「あぁ。だからうちはの奴らは、天井部分を 
 ぶっ壊したんだ。

そしたら、さすがに 
 陽が差し込むだろ?それのせいで 
 夜叉一族の大半が一瞬にして灰になった。 
 
 夜叉一族でまだ生き残っていた奴は 
 夜叉 神楽とその見張りをしていた 
 十数人と親友の月華と月次ぐらいだった。 
 
 その生き残った奴らを殺そうとうちはの奴らは 
 攻撃をし始めた。 
  
 そのうち、一人また一人って太陽の陽の下に 
 引きずり出された。 
 
 そして、夜叉の奴らは灰になる。 
 それが、繰り返される。 

 最終的に生き残ったのは、 
 夜叉 神楽と月華と月次だけだった。 
 
 月華と月次は夜叉 神楽をかばい灰になった。 
 
 夜叉 神楽は一人生き残っちまった。 
 
 うちはの奴らは夜叉 神楽を 
 陽の下に連れ出そうとした時 
 うちはの中からある男が名乗り出たんだ。 

 その女は俺が殺すってな。」


「それってまさか、夜叉 神楽の恋人だったりするのか?うん」


「この話の流れだとそれしかないだろーが。 
 ホントてめぇはバカダラだなぁ。」


「旦那。当たり前のごとくにオイラの 
 悪口言うの止めてくんねぇか?うん」


「るせぇ。黙ってろ。続き話さねぇぜ?」


「(サド王子が。)続きはなしてくれ。うん」


「仕方なねぇな。ま、オレが知ってんのは 
 そのうちはの奴が夜叉 神楽を 
 殺したってとこまでだけどな。」


「え?本当に殺しちまったのか?うん」


「らしいぜ。」


「・・・オイラなんか、すげぇやるせねぇ気分だぜ。」


「オレもこの話聴き始めた時はこんな 
 結末になるとは思わなかった。」


「聴き始めた時はって、旦那は誰から 
 この話を聴いたんだ?うん」


「・・・角都から。」


「いやいやいや、それだったら角都何歳なんだよ。 
 あ、でも角都も人から聴いたって事なら話噛み合うか。うん」


「いや、角都は実際に夜叉一族の 
 奴らにある程度聴いて、最後らへんは 
 夜叉一族に雇われていた情報屋の 
 忍に聴いたらしいぜ。」


「いやいやいや、それだったら角都は 
 少なくとも80は超えてる計算になんだけど。うん」


「へぇ。お前計算できたんだぁ。驚いたなぁ。」


「旦那ァ。いくら何でもそりゃあ酷いぜ。 
 オイラこれでも岩隠れでは結構優秀な方だったんだぜ。
 Sランク任務だって三回も受けたしな。うん」


「オレは十回だぜ?デイダラぁぁぁぁあ?ククククク」


「(うわぁ。オイラより身長ちっちぇ奴に負けたぁ。 
 
 やべぇ。すげぇ凹むぜぇ〜。うん) 
 で、でも旦那ぁ?歳だとまだオイラの方が 
 16はわけぇぜ?うん」


「見た目ではオレの圧勝だけどな。」


「(オイラ結構里ではモテたのに・・・)ナル王子が。うん」


デイダラはサソリに聞こえないように
小声でボソッと呟いた。


「あぁ?何か言ったか?コラァ」


サソリは耳がいいみたいだ。


「(ドンだけ耳いーんだよーっ!コノヤロー) 
 別に何にも言ってねぇぜ?うん」


そこからまた話が途切れた。


二人はどれくらい歩いただろう。


話しながらとはいえ、かれこれ
五時間は歩いただろう。


そんな文句なしに歩き続けた
デイダラだがさすがに疲れたのか
段々と顔が歪んでゆく。







あとがき

ちょーーーーーーー
誰かァ

文の書き方教えてーーー

つかさぁ
国語の成績10のうち1とか2の
うちに
小説なんか書けるわけないよね?

なに
無謀な挑戦してんだ?
自分。

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