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:..*...Long Dream...*..:
うちはの子供

お前が俺の前からいなくなって


何年が経っただろう


次に


お前に逢えるのは


いつになる


頼む


誰か


教 え て く れ








時を越える想い
〜うちはの子供〜








サソリは夜叉一族の事を話し続ける。


「すぐ帰るから心配すんなってな。

それから夜叉 神楽は初めて見た
外の景色を思う存分楽しんだ。

一時間程度夜叉 神楽は自然を駆け回った
そして、ある湖にたどり着いた。

夜叉 神楽は湖の端にあった黒い物体に気付いた。

恐る恐る近寄って初めて分かった。

その物体は瀕死状態に陥った自分と同い年ぐらいの男だってな。

夜叉 神楽はどうすればいいか、
どうすればソイツを助けられるか悩んだ。

それで、何を思ったかは知らねぇが
自分のチャクラを少し加工して
瀕死状態のガキに送り込んだ。

そしたら見る見るうちにガキの傷が治ったんだ。

ま、それが医療忍術の始まりってとこだ。」


「へぇ〜。んで、そのガキは?・・・うん」


「一応は意識を取り戻したらしいぜ。
で、そのガキは命を助けてくれた代わりに
夜叉 神楽に何か自分が出来る事なら
なんでもやるって言ったらしい。

で、夜叉 神楽は自分と友達になってくれって言った。

そんな簡単なことでいいならってガキは言った。

夜叉 神楽は自分の名を名乗った。
そのガキも名乗った。

うちは---ってな。」


「また、うちはかよ。
そのうちはのガキの名はわかんねぇのか?・・・うん」


「そこまでは、俺もしらねぇ。」


「へぇ〜。そうなのか。で、続きは?うん」


「・・・それから二人は時間のかからねぇうちに親友になった。

夜叉 神楽は一族の奴らの目を盗んで
地下から出てはうちはのガキに会いに行っていた。

そんなある日、
二人は気付いちまうんだ、
友情以外の感情がお互いに芽生えてるってな。

で、お互いに気持ちを伝え合って晴れて恋人どうしだ。

だが、
それが夜叉一族にバレちまったんだ。

夜叉 神楽は一族繁栄のため
一族の誰かと一緒にならなきゃいけねぇ。

一族の奴らはうちはのガキを殺そうと思い立った。

だが、それを夜叉 神楽が許すわけねぇ。

一族の奴らは夜叉 神楽に言った。

うちはの者を殺さない代わりにお前を一生

外 に は 出 さ な い

ってな。
夜叉 神楽はその条件を呑んだ。
とゆうか、呑むしかできなかった。

もし
逆らえば、自分の愛している男を殺されるからな。

で、それが夜叉 神楽が15歳の時の話だ。」


「へぇ〜。なんか波乱の幕開けって感じだな。
で、それからどうなったんだ?うん」


「そのまま二年が過ぎちまったんだ。
その頃うちは一族では夜叉一族を
滅ぼそうという計画が練られていたらしいぜ。」


「・・・それは、なんでだ?・・・うん」


「夜叉一族は太陽光さえ無ければ無敵だからだ。」


「いやいやいや、答えになってねぇから。
それどーゆー意味なんだ?うん」


「吸血鬼なんだからよぉ〜太陽の陽がねぇ所なら
どんな怪我を負ったって、すぐ治っちまうんだぜ?

同盟を組んでねぇうちはにとっちゃ
邪魔な一族でしかねぇだろうがよ。

しかも、うちはの女は何人も夜叉一族に
殺されてもう我慢の限界だったんだろ?」


「で、でも旦那?そんな事になっちまったら
夜叉 神楽の恋人だったうちはのガキは
自分の愛してる女が自分の一族に
殺されるのを助けることが
出来ねぇんじゃねぇのか?なぁ、旦那?うん」


「まぁ、そーゆー事だろーなぁ。
とゆうかアレだ、えと・・・お前があいしてるだの何だの言うな。
お前にゃあ一番合ってねぇ言葉だからよぉ〜。」


「旦那。それはいくら何でも酷くねぇか?うん」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


「(嗚呼。無視ですか。めんどくなったら無視ですか。
ハハ・・・うん。もうオイラが気にしなきゃあ
いいんだろ?ハハ・・・ハ・・・うん。)
・・・でその後はどうなったんだ?うん」


「(チィ。コイツ無視って手に出て来やがったな。)
・・・さすがにうちはのガキは停めようとしたけどなぁ、
上の奴らはそれを無視して殺す路線に走ったんだ。」


「でも、吸血鬼は・・・夜叉一族は不死身なんだろ?うん」










あとがき

今回チョイ頑張ったくね?
すいません、
少しなまいきでしたね。

今回
がんばりましたっ!!

え?
どこが?って?

ただの
自己満足ですよ。

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