花園・風紀委員!
レン
――sideアオ
「今日もレン可愛かったねー、セン」
今は、寮のセンの部屋。風紀の3年で集まってる。
いつもの事だけどね☆
「レンは可愛いゆうよりキレイやろー。美人やし」
ショウがうっとりした顔してる。
「ショウってばキモイよ、その顔♪」
「…腹黒」
失礼だなショウは。アオは正直に言葉にしてるだけなのに!
「でも、レンは無自覚だ」
滅多に喋らないサクが、ポツリと呟く。
「確かにね。見ているこっちはヒヤヒヤするよ」
一番、レンと付き合いの長いセンが、苦笑混じりに応える。
レンははっきり言って無自覚・鈍感・美人だ。ホントもう文句なし!
でも。
「前髪長いから“ハズレ”なんて言われちゃうんだよ。レンはすっごく美人さんで可愛いのに!」
この学校は、Beastの関係者が多い。だからレンは顔を隠してる。
「もともと顔隠してたから、目の色と髪の色隠せばいいだけだと思うけど…」
「万が一って事もあるやろー」
「まぁね。それにしても…ジャージはあまり、着せない方がいいかも」
「「「賛成」」」
今日は○ージャを着てた。紺地に赤ラインの。
それはまぁいいんだけど…。
「アオ、思わず『胸元開けすぎ!』って言いそうになった…」
「言えばよかったやーん」
そう。タンクトップは下に着てたけど、結構よれててだいぶ下がってた。
キレーな鎖骨が丸見えだったんだよ!!
「理性保つに必死やったわ…」
満場一致で、皆頷いた。
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