花園・風紀委員!
仁志大洋
――side大洋
カードキーの更新の時に聞いていた、壱の部屋へ向かう俺。
つっても隣だけどね☆
俺はよく、ムードメーカー(壱以外)とか、蝿(壱のみ)とか言われる。
テンション高いのは自覚してるよん♪だって毎日楽しいもんvV
あの子――緋蓮に会ってからは特にね♪
もう、何?なんて言うの?クールビューティーっての?
あれが!!あれがもうたまんなくいい!!
なんて身悶えながら壱の部屋の前に立ち、同室者を確認した。
「……え?」
そこにあった名前に、一瞬体が凍りつく。
そして、躊躇いなくインターホンを押す。
ピンポーン
………。
出ない。
ピンポーン
………。
あ、なんか苛々してきちゃった☆
ぴぽぴぽぴぽぴぽぴぽぴぽぴぽぴぽぴぽ
『うるせ―――――!!!』
苛々させて早く出てこさせちゃえ☆作戦成功♪
勢いよく開かれた扉の向こうに、
「ヤッホ☆」
と挨拶すると、拳骨が飛んできた。避けれるけどね☆
(我ながら☆が多いね☆)
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!