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二次元への扉
世界で一番の王子さま 風間(甘)

ある日の風間邸にて

「暇…」

「…あぁ」

いったい何回このやり取りをしたのだろうか…

「ねぇ!!千景さんってば暇なの!!暇!!」

「…。」

外を見ながら煙管を吸ってる千景さん。

私の存在って…あるのかな?
そう思い聞いてみた。

「…千景さん…あなたの瞳に私は映ってますか?」

「…。」

答えはなかった。

「千景さん…」

きっと涙声になっていただろう。

悲しくて悲しくて…だけど泣くのはもっと悲しくて…

だから…私から貴方に振り向かせるわ!!


「千景さん!!こっち向いてください!!」

「…。」

「もぅ…あなたがこっちを向かないなら…」

そう言って千景さんの顎を向かせた。

「意地でも向かせてみせます」

chu

これにはビックリしたのか千景さんが口を開けた。

「…何の真似だ?」

「…。」

「ホォ…喋らぬつもりか…ならば…」

chu

「…ッ!!…千景さん?」

「フン…仕返しだ。やられっぱなしじゃ気に入らんからな…」

「うぅ…千景さん…私の事好き?」

「少しからかい過ぎたか…。…お前はどうなんだ?」
「私はもちろん千景さん大好きだよ//」

「一度しか言わぬから聞いておけ…お前が俺を想ってるように俺もお前を想っている…それは生涯変わることなどない。それに俺の瞳にはお前しか映さぬ…」

「千景さん…もう一生離しませんからね!!」

「あぁ…」

世界で一番の王子さま。

それは私だけの王子さま。
END

あとがき

シェル様!!投票&コメントありがとうございます(*´∀`*)

千景リクだったので書いてみたのですが…いかがでしょう?(笑)

あ…気に入らなかったら書き直しますんで言ってください!!

それでは!!これからもよろしくお願いいたしますo(^-^)o

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