実は
聞いて驚くなよ。
俺、実はトリッパーなんだ。
四年の綾部喜八郎とか天才トラッパーだけど俺はトリッパー。
トリップしたからトリッパー。
だって平成から来たし?
なんかボーッと信号待ちしてたらなんか前の子の携帯光りはじめて「え?携帯って爆発すんの?」とか考えてたら立てなくなってたのよ。
なんか風景も田舎くさいし空気も潮くさいしビックリした。
ビックリしたらめっちゃ涙出てきて俺こんなに涙腺弱かったっけ?ってなった。
んで泣いてたら色んなかっこいいお兄さん方が現れて抱きあげられた。若いけど分かった。この人は鬼蜘蛛丸さんだって。
なんで分かったかって言うとちょうど忍たまに妹がはまっててシスコンな俺は付き合って見ていたからキャラとか分かんの。
んで何年か経ったあと聞かされたのは俺は捨てられていた所を疾風さんに拾われたらしい。なぜか俺は冷静にそこは普通第三協栄丸さんに拾われるべきだろとか考えてた。
ある程度年を重ねると「お前は忍術学園に通いなさい」と言われた。
これが俺じゃなくて妹だったら喜ぶのにな。
とりあえず俺は世話になってる身だし行くことに決めた。
でも原作キャラとは仲良くなりたくないよね。テレビにうつったら変な感じだし。
俺はそんなことを考えてあまり関わらないようにしようと決めた。
いつのまにか「モブだったら許す!」が俺の信条になってた。
ちなみに俺は原作でいったら五年生と同じ学年。
けど将来名前の出る奴とは必要最低限しゃべらない。
「やぁ名前」
「…こんにちはではさようなら」
みたいな
関係でいったら顔見知り以上友達未満くらい?
そんな感じで原作キャラとは5年間過ごしてきてようやく主人公が入学してくる年になった。
実は
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