侵入後
そして、緩慢な動きでフーガさんの指が孔の中に入ってきた。
また潤滑液を垂らして、内部に塗り拡げるように深く侵入する。
｢ふぁっ…くぅぅ……｣
腹の中に確かな異物の存在感。自由に動いて内襞を優しく撫ぜてくる。
体験したことの無いような異物感から、快感に融けていくのはあまり時間は掛からなくて。
｢あぁぁっ…ひぅぅっ…｣
軽く内襞を引っ掻かれると、身体の奥底から痺れたような快感が走る。
堪らずにその内部に埋まった指をきつく締め上げた。
｢指、増やすよ……｣
｢ふぁ…ぁ…っ…｣
二本目の指が簡単に孔に入れられて、それぞれがバラバラに動き出す。
快感の強さが幾らか増えて、喘ぎ声が小さく漏れて
｢……ひゃぁぁぁっ！？｣
｢…此処みたいだね……｣
内部のしこりのような所を指が撫でた途端に、今までよりずっと強い快感が。
いきなりの刺激に身体が跳ね上がる。自分の身体かま一体どうなって…？
｢ひゃあっ……フーガ……さんっ…｣
｢落ち着いて…力を抜いて……｣
ソコ周辺を指で押さえて、マッサージするかのように解す。そして指がもう一本入り込んできて
｢…ひあぁぁっ！？｣
一気にそのしこりをグリグリと刺激して、自分はその快楽に身体を震えさせる。
電撃のように身体中を快感が駆け巡る。
視界がぼやけて下腹部からの水音以外何も聞こえない。
その気持ち良さから指を締め付けて、しこりの部分に更に刺激が与えられて。
｢もうっソコばっか…り…っ……やだ…ぁ…っ…！｣
｢大丈夫だからね…？｣
足ががくがくと痙攣して、先走りを垂らすソレが再び弾けようと細かく震え出す。
指の動きが止まらない、ひたすらに掻き回してきて…っ…
目から涙が溢れて、耐えるためか突き出していた舌から涎が垂れる。
｢もっ……出る…っ…｣
｢我慢しなくて良いよ…ホラ…｣
ぐりぃっ。
三本の指が纏めてしこりの深くを抉って、
｢ふぁぁぁっ！？｣
自分は二回目とは思えない量の白濁を飛ばし、自身の胸や腹、顔を汚した。
［*ﾊﾞｯｸ］［ﾈｸｽﾄ#］
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