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最高潮な絶頂で
体内を捩じ込まれたそれで縦横無尽に掻き回される。それだけで自分の身体は完全にエンフィさんを求めてしまっていて。激しい快感のまま絶頂を迎えた、透明な汁が自分から溢れるだけだったが。
その分エンフィさんを強く咥え込み、確かに脈打つのがより敏感に感じる。痕が付きそうな程に自分の身体は強く抱かれていて、負けない様に、離さないように更に此方も抱き返す。
浅い所を責めたりは出来ないのだろう。腰を動かす度に自分の腹部が押し上げられ、その箇所でごりごりと激しく。全身に回る快感に自分は壊れてしまいそうだった。

「…本当に、良い顔をしますね…このまま唇を塞ぎたいのですが、流石に駄目ですから」
「…っひ…っく…!」

呟くと同時に首筋に吸い付かれていた。問答無用で痕を付けるつもりなのだろう。自分が抵抗出来る訳がない。自分の予想以上に身体の力は抜けてしまっている。
口が離された。満足そうに頬が緩んだのが見える。くっきりと痕が付けられてしまっているのだろう。それでも自分は何も出来ない。熱い息を吐くぐらいの事しか。
徐々に動きが奥で浅く早い物へと変化する。腹に浮き出る形が小刻みに変容し、更に脈打ち続けて内部で膨れ上がり、そして

「…っ………!」
「……………」

何も言わずにエンフィさんは達した。大量の白濁が自分の中を遡っているのだろう。長々と続いている内に腹部が張ってきたのが解る。
熱くて心地良くて何回注がれたとしても新鮮な快感と満たされる感触が伝わった。相手が良いのかもしれないが今のエンフィさんは優しく頭を撫でている。
くふぅ、と声を漏らして落ち着かせる。二度目以降をやる予定はありませんよ、と目で語り掛けている様な気がした。そうでなくても構わないのだけれど。

「…良かった、ですよ…気を抜いたらこのまま続きをしてしまいそうな程に………」
「…………」
「……そんなに見られると、口にキスしたくなりますよ」

見上げる自分を見返しながら頭を撫でられる、次第に落ち着いてきた。エンフィさん自身は未だに激しい主張を自分の中で続けているが。
今直ぐ腰が動いて再び自分の中を掻き回さんとしそうな程に。性格が欲を抑えているらしい。

「…このまま繋がったままシャワーを浴びますか?それとも、此所で抜いてから処理しますか?」
「……………」

フーガさんや来客に見られたくはない。此所で処理をお願いします、と目に意志を込めてエンフィさんに返事をした。

「……解りました、ではシャワーを浴びに行きますか」

通じなかったと思った途端、繋がったまま立ち上がり確かな快感が走る。
ひょっとしたらちゃんと通じていたが、エンフィさんが意地悪をしたのかもしれない。

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あきゅろす。
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