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摩擦で考察は甘く
目の前で随分と長大なそれが時々厭らしく脈打ちながら、徐々に先端から漏れ出る先走りの量が増えているのが分かる。同時に漂う雄の匂いも。
動きは激しくなっているのだがエンフィさんは何故か涼しい顔をしていた。股間のそれは更に猛り心地良さを感じているのは十分に理解出来ている。
しかしながらどうして。自分の方がエンフィさんより明らかに昂ってしまっているのだろうか。股間は既に固くズボンを盛り上げ、顔に触れそうな程近く聳えるそれに奉仕をしたくなっている。
匂いが目に来るのも始めてで、匂いも水音も感触もどの感覚も着実にエンフィさんの虜になっていった。それでも出来ない。ヴィアナさんに申し分が立たないから。
更に動きは激しくなり、先走りが自分の顔に何滴か飛ばされた。粘っこく、おまけにエンフィさんの先端がラッパ状に開いている様まで何もかも自分に見えていて。限界が近い。このままだと。

「……サイ、出来る限り大きく口を開いてくれませんか?」
「っ……」
「すっかり抱かれ慣れているみたいですね…可愛いものです…」

声を聞くや否や早速口を開いた自分を見て、エンフィさんが笑った。若干陰りが見えたがそれでも笑っていて。
今まさに達しようとしている相手の顔には見えなかったが、それは大きく脈打ち、ぐぱっと開いた先端が自分の眼前に向けられるのが目に入り、

次には目を閉じなければいけなくなっていた。熱さと粘っこさと濃厚さを兼ね揃えた白濁が一気にぶち撒けられた為に。
開けていた口内にもたっぶりと注がれ、口の端から溢れるのを感じる。徐々に腰を引きながら放ったらしく、上半身丸々白濁で汚されてしまって。

「…んくっ……」
「……こんなに厭らしい子だとは思いませんでしたね」

ゆっくりと唇を閉じ、確かに喉を鳴らしながら白濁を一気に飲み込む。一挙一動に惹かれているのは空気のせいか自分が悪いのか。
どちらでも構わない様な気がした全く弄られていなかった自分が先走りを溢れさせている。開放された手で目元を拭い目を開くと、尚も間近に迫るエンフィさん自身。例によって一切萎えた様子は無い。

「…サイ、欲しいのなら此方に座りなさい」

そう言って自分の膝を叩くエンフィさん、挑発の意もあるだろうが身体は直ぐ様膝上に収まった。頭を撫でられる、髪の先まで白濁が付いている。

「……とは言っても、慣らす必要はあるのですがね」

股下から飛び出しているそれを見ていると、忽ちに服を脱がされてしまう。精液が染み込んでいた服は身体を冷やすからだろうか。
そして腹を直接撫で回す手先。滑らかな短めの毛並みが心地良い。更に尻に手が。

「実際見てみると、入るかどうか心配ですね…」
「ふぁい……」

まあ慣らしますが、と聞いてから軽く其所を撫でられた。

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