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小説
2人だけの秘密。
 行く手を阻む細かい木々をなぎ倒し、冷たい清流をざぶざぶ渡り、手の皮が向けてしまうほど馬上でしっかりと手綱をきつく握り締め。
―――どうか、どうか間に合ってくれ。
 祈るように願いを込めて手綱を振り、不眠不休で馬を走らせ続ける。
―――まだ、一番言いたかったことを、伝えられてないのに。
 どうか、どうか、俺をおいて死なないで。
「真田殿っ、見えてまいりました。下です、下っ。」
「ほう・・・これは・・・。」
 幸村は、開かれた場所、目の前に突如現れたその光景に息を呑んだ。
 そこには、星空の下、碁盤の目状に、均等に几帳面に建てられた建物達。
「京へ、とうとう・・・。」
 普通の速さで駆ければ3日はかかるところ、休憩をせずに走り続けて約1日半、その小高い丘から見下ろすと、眼下に京の街が開かれていたのだ。
「政宗殿・・・。」
 切なく疼く胸を押さえ、こらえきれず幸村は、愛しき人の名を呟いた。
★★★

 先ほど馬で駆け抜けてきた雅やかな京の繁華街とは別の顔。
 とっぷり日が暮れると辺りが静寂に包まれる由緒正しい寺、それは、心が引き締まる静粛な場所。
「真田殿、ここでござる。」
 同行者はかざした手で、建物を指し示した。
「かたじけないっ。」
―――ここにいる。政宗殿が。ここにいるのだ。
さすがの運動神経で、高い馬上から一度で颯爽と飛び降りて、その手綱を先導してくれていた相手に渡すと、息を殺し、幸村は寺の本堂とは別棟の建物に近づいてゆく。
早くそこに行こうと気ばかりが焦り、足が砂利に絡まってこけそうになりながらも、なんとか入り口まで辿り着けた。
 心臓が、どくどく五月蝿い。
 口から胃が飛び出しそうなほど、緊張感はピークに達している。
―――もし、政宗殿が死んだなら、某もそこに行く。
 もう離れ離れになんてなりたくないから、だから、だから。
「・・・政宗殿・・・ご無事かっっ。」
 目の前にあるきっちり閉められた襖も歯痒くて、壊しそうな勢いで、それを両手で全開にした。
「ゆ、幸村?」
 かの政宗は、いきなりの台風みたいな幸村の訪問に、肩をビクッと揺らし、間抜け面でこちらを振り返った。持っていたおちょこが傾いて、ぽたぽたと酒が床に零れてしまって畳にシミを作っている。
「・・・あれ、政宗殿・・・瀕死の・・・大怪我・・・死にそう・・・。」 
 危篤状態だと聞いてた政宗は、目の前でピンピンしていて、おまけにあぐらをかいた姿勢で酒まで煽っているではないか。状況判断出来なくて、目を大きく見開いた幸村の、わなわなと半開きの口から漏れるは、ぼそぼそと単語の羅列。
「はあ?何、言ってんだよ。起きたまま寝ぼけてんのか?」
 そんな壁まで突き破りそうな幸村の突然の訪問に、振り返った状態の政宗も目を丸くしたままだ。
「俺が死ぬわけねえだろ・・・って、幸っ・・・。」
「よ、よかった、よかった・・、よかったあ・・・。」
 ただ良かったとだけ単調に繰返す幸村は、腰が抜けてしまったのか、その場にへなへなと崩れ落ちた。ぺたんとしりもちをつき、両手を床に押し付けている。
「おい、幸村。」
 駆け寄って傍に来た政宗は、蛸みたいにぐにゃぐにゃに力が入らない幸村の手首を掴んで、上に引き上げようとする。
 前触れ無く今度は、幸村の大きな目から、ぽろぽろと涙の大粒が勢いよく溢れた。
「あんたっ・・・。」
 そんな幸村に、政宗は再度ぎょっとなる。
「ば、馬鹿っ・・・馬鹿っ!政宗殿の・・・ばっ・・・。」
「・・・っ。」
 たまらず切羽詰った表情の政宗は、無言で、幸村の背がしなるほど、強く強く抱きしめた。とうとう声を上げて号泣し始めた幸村も、政宗の首元に、すがる様にぎゅっとしがみつく。久しぶりの政宗の体温と香りに包まれて、感極まった幸村は、ますます涙声を上げ続ける。
「俺、まだちょっと、よくわかんねえんだけど・・・、あんた、俺が死ぬと勘違いしてここまで来たって事?奥州から、わざわざ俺のためにここまで?」
 政宗の首筋に顔を埋めたまま、こくこくと幸村は何度も頷く。
「豊臣に負けて、政宗殿が瀕死の状態だと聞いて、いてもたってもいられなくなって、某、某っ・・・。」
「そっか、・・・すまねえ、心配かけたな、幸。」
 酷く優しい甘ったるい声でそういう告げると、くしゃりと幸村の後ろ髪に手を差し込んで、頭を数回労わる手つきで撫でた。
「でも、俺のために、あんたがここまできたって事は、良いほうに考えても良いんだよな。」
「某・・・。」
 政宗の肩口に顔を埋めたまま、幸村はしゃくりあげながら、焼けそうな喉から声を絞り出す。
「政宗殿・・・某・・・本当は、ずっとずっと、初めて会ったときから・・・。」
 涙声で、たどたどしくも、幸村はこみ上げてくる募る想いを、そのまま正直に口に出した。
「好きでござるっ・・・、政宗殿が一番っ・・・大好きっ、大好きだ・・・んんっ・・・。」
 言い終わる前に、声と一緒に呼吸までもを吸い込むように、唇を乱暴に塞がれた。
「俺も、愛してる、あんただけだ、幸村。」
 干されて乾いていた心に、じわじわと染み入ってくる優しい声。彼の口から、一番欲しかった言葉。目の前に、一番恋焦がれた人。幸村は本当にこれが現実なのか、夢なのか、境目が分からなくなってきていた。
「もう、あんたがなんて言おうが嫌がろうが、ずっと離さないから。」
 でも逞しい腕に力強く抱きしめられて、これが、現実だと、やっと実感できた。
「死ぬまで、一緒だ。」
「政宗殿・・・某も、一緒にいたいでござる・・・っ。」
どんなに遠回りをしてしまったんだろう。言葉にしてしまえば、こんなに簡単なことだったのに。
「幸・・・。」
「政宗殿・・・ふっんんっ。」
そのまま、幸村の背中を土壁に押し当て、上からのしかかる姿勢で、肉食獣が獲物を襲う瞬間みたいな激しい接吻。飲み下せない唾液が、幸村の首筋を、そして鎖骨をつつと流れる。幸村の半開きだった口の中に熱い舌を差し入れ、口内を縦横無尽に激しく嘗め尽くす。混ざり合って溶け合うくらい甘く濃厚なキスを、何度も何度も繰り返す。
襖が全開に開いたままとか、外に家来が大勢いるとか、そんなのもう関係無かった。目の前の彼以外、もう眼中に無かったのだ。
口が一旦離れると、幸村の目はトロンと夢心地の状態になっていて、うるうる目薬をさした後のように充血していた。
「このまま、あんたの全てを奪うからな・・・。もう、俺のもんだろ。」
 息が上がった政宗は、低くて、されど色っぽい腰にくる声でそう告げると、野獣のごとき視線で幸村だけを射止める。
「政宗殿っ・・・某は、全部、残さず、政宗殿のものでござるっ・・・。」
 ぎゅっと、もう一度首元に巻きついて、ぴったりと互いの胸を合わせる。二人の鼓動は早鐘のごとく高まってゆく。これから起こる事への期待で高鳴り、爆発しそうだった。
「そして、俺も、あんたのもんだろ。」
 幸村の、乱れていた着物の合わせ目から中に手を入れて、平べったい胸を、円を描くように摩る。するとすでに、胸の突起がコリコリに立ち上がって存在を主張し始めていた。
「・・・ふっ・・・ううっ・・・。」
 胸を刺激されるだけで、体の中心、そして下腹部が熱くなってくる。
 着物を肌蹴て両肩をむき出しにすると、鮮やかなピンク色の乳首をすっぽり口に含んで、舌をれろれろと絡めさせる。そして、舌の上でコロコロ転がしてみる。
「・・いあっ・・・あっああ・・・ひああっっ・・・。」
 背をそらして胸元を政宗に突き出す姿勢で、びくんっと大きく身震いさせた。
 ちゅっちゅっと鋭く胸を吸い上げ、歯を軽く押し当てる。乳首周辺が赤くなってしまうほど、執拗に刺激し続けた。
「あんっ・・・そこ・・・ばっかりい・・・や・・ああっ・・・あああっ。」
 切なげに呼吸をするたびに上下する胸元を舐め上げながら、股間を覆う褌をずらしてみると、中心は既に完全に勃起していた。先走りのそれで、後ろの蕾はぐっしょりと濡れてしまって、まるで女性の愛液を彷彿とさせる。切なげに震える先端から粘着質な精液を掬い上げ、指全体で零れ落ちるほどまとうと、そのまま手を後ろに塗りつけてゆく。幸村のしなやかな筋肉で覆われた足を持ち、膝をぐっと折り曲げ胸に押し当てると、そのまま眼前に露になった忙しなく収縮を繰り返している綺麗な肌色をした秘部に、指を第二間接まで差し入れた。
「ひあ・・・。」
 最初はその異物感で密かに眉根をひそめた幸村だったが、だんだんと解されてゆくにつれて、それは腰が勝手に蠢くほどの快感に変貌してゆく。酸素を求め、喉を反らし、汗だくになりながら、幸村は快楽にどっぷりはまってゆくのだ。
 早く繋がりたいのか、幸村を自分だけのものにしてしまいたいのか、気持ちを急かされながら、政宗は、ぐちゅぐちゅと早急な動きで中を解してゆく。
「ああ・・・あ・・・っ・・・んんっ。」
 幸村の意識は後ろに集中し始めるが、立ったままという不安定な状態にあるため、崩れ落ちないようにしっかりと政宗の首元に両手でしがみつく。
 後ろを3本に増やされた指で愛撫しながらも、幸村が弱い目の前で小刻みに震えている乳首を、尖らせた舌先でくすぐる。
「・・・ふあっっ。」
 そして、とうとう指はそこを掠める。
 くっと息を呑んだ幸村は、いやいやするように何度も頭を振って、逃げ惑うように身を捩る。感じすぎて、我を忘れる場所に爪が当たった。
「ひあああ・・・あっあっああ・・・あんんっっあああ・・・。」
 声の質が変わった。甘ったるい喘ぎ声に、艶が混じる。
「ホント可愛い声、本当は俺だけのものにしたいんだけど・・・。」
 外に声、ダダ漏れだよな。
政宗は、開けっ放しの襖を横目に、一人ごちた。
 けれど、折り曲げた指の腹で、何度も何度もしつこく擦り上げ、声を上げさせ続ける。
「だ・・・だめえ・・・そ、そこっ・・・そこお・・・あっんあっあああーっ。」
 口では嫌だと繰り返しながらも、ひくひくと蕾は収縮して指にねっとり絡みついて、政宗の指を奥へ奥へと誘う。
 体は火照って、お風呂上りみたいに体全体が桃色に鮮やかに色づいて。
 その幸村の裸体のあまりの色っぽさに、政宗はゴクリと唾液を飲み下す。
「もう、我慢できねえって・・・。」
 切羽詰ったように呟くと、2人一緒に崩れてしまいそうな不安定な姿勢のまま、幸村の片足を自らの腰に巻きつかせ、まずは肉を割り開くように太い亀頭部分を入れて、ずぶずぶと自身を体内に埋め込んでゆく。
「・・・ふあ、あ・・・あああっ・・・いあ・・・っ。」
 幸村の中は政宗を待ち望んでいたのか、火傷しそうに熱くて、気持ち良過ぎて眩暈するほど。
 一方の幸村も、体の中に政宗を感じて、その重量感と熱さに満たされて。同時に、心の中が、じんわり熱くなる。
 また涙が生まれ、頬に流れた。これは歓喜の涙か。
「まっ・・・政宗殿・・・すき・・好きで・・・ああ・・・。」
 体内にこもった熱に翻弄されながら、うわ言のように何度も何度も思いの丈を告げた。
 目線を絡め合わせ、ちゅっと啄ばむように唇を合わして、それはすぐにお互いに舌を出して絡め、ディープキスに変貌する。
 下から突き上げるように、何度も何度も奥を刺激されて、幸村はその度にむずむずとした気持ち良さに打ち震え、刺激に翻弄されてゆく。
「もっ・・・もっとお・・・っ来てくださっ・・・れ・・・、あっ、あっ・・・奥まで・・・っ、もっとお・・・っ。」
 身悶えながら、幸村はもっともっとと強請る。望みどおり、幸村の両足を担いで完全に体を抱え上げると、幸村の体重をかけて最奥に腰を進めた。
「ああああっ・・・あ、ああんん・・・んん、ああっ・・・。」
無我夢中で政宗の動きに合わせて拙いながらも律動した。そして、何度も何度も好きと繰り返した。
 指とは比べ物にならないほど硬くて太い肉棒で、Gスポットをえぐられて、ひっと幸村は顎を反らす。目の前が何も考えられないほどに真っ白になる。でも体は貪欲で、もっともっと深い快楽を得ようと腰が勝手に、卑猥に蠢き出す。
「だ・・だめっ・・・も、もお・・・あああああっ・・・。」
 震える指先が白く変色するほど力を込めて、きゅっと、政宗の肩の部分を掴んだ。
「いきそうなのか?」
 切羽詰ったようにコクコクと頷く幸村の、汗で額に張り付いた前髪を払いながら、政宗は一気に腰をズズッと進めた。内壁が擦られて、その甘辛い刺激に体がビクビクと跳ねる。肉が触れ合う破裂音が狭い室内で響く。入っては出る出ては入る、その動きが焦ったように早められてきた。でもさすがの百戦錬磨の政宗は、的確に、覚えた幸村のウィークポイントは外さない。
 激しく強く、ぐちゃぐちゃに何度も何度も打ち付けられて。
「あああっ・・・ああっ、もっ、も、だ、だめ・・・いくっ、いっちゃ・・・う・・・・ああああっ。」
「・・・く・・・、幸っ。」
「いっああああああああーーっっっ。」
 体の奥にドクドクと大量の熱い飛沫を受けながら、一緒に上り詰めた幸村はしっかりと政宗の胸に抱かれながら、ひときわ甲高い声を上げた。


 裸のまま布団に入り、ぎゅっと抱き合って、暗闇の中、政宗は幸村に甘く囁く。
「俺はあんたが死ぬまで傍にいる。最後の瞬間まで、一緒だ。先に死んだりしないから、幸村を1人にしないから。」
「政宗殿、某も、死ぬまで一緒にいたい・・・。」
 幸せを噛み締めながら、幸村は政宗の胸元に耳を傾ける。
この鼓動が聞こえなくなるときが、自分の一生が終わるときだ。 
 気だるくて幸せな温かさに包まれながら、政宗の腕の中、幸村は目を閉じた。
 
 
★★★
 小十郎は、大ぶりに育った大根を数本両腕で抱え、満足そうに微笑むと、すぐ傍のかごに入れようとしていた。が、しかし、生きが良かったのか、一本上手く入らずに弾き飛ばされてコロコロと転がって、誰かの足元に当たった。
「右目の旦那〜、お久しぶり〜っす。」
 それをその誰かが拾って、満面の笑みで渡してくる。
「久しぶりって、一週間前にも来てたじゃねえか。もうお前も真田と一緒にここに住んじまえばいいんじゃねえか、猿飛。」
 苦笑気味に口の端を上げると、汗を拭きつつ小十郎は、傍らに立った佐助に声をかける。
「そうも言ってられないのよ。俺様だって仕事があるの、暇じゃないんだから。お館様が真田の旦那がいない分、俺様をこき使うからね。」
 責任取ってってあんたの主に伝えてよね、と佐助は頬を膨らませ、ぶうぶう文句を垂れる。
「徳川のおかげで、平和になったんだから、お前も自分の人生歩んだってバチあたんないんじゃないのか。」
 小十郎は少しだけ真剣な含みを言葉の端に乗せ、受け取った大根を、きちんとあるべき場所に戻す。
「いいんだって、こうやってたまに真田の旦那が健在なのを確認するのが、俺様の慎ましやかな幸せなんですから。」
「そうなのか?」
「そうなの。右目の旦那こそ、2人分に増えたお守りで大変そうだね。」
「それが、俺の幸せなんだよ。」
 佐助の口調を真似て小十郎はそう告げると、穏やかに微笑んだ。
「・・・俺たちってお互いに実はドMなのかもね。」
「・・・言うな、それ以上。」
 思い当たることがあるのか、小十郎は大根の入ったかごを担ぎつつ、ガックリと肩を落として見せた。
 日の光を掌で遮りつつ、佐助が目線を伸ばした先には、楽しげに競い合う政宗と幸村の姿があって、彼は顔を自然にほころばせる。
「政宗殿っ、今日は某の勝ちですぞ・・・っ。」
「まだ勝負はついてねえぞっ。」
「これが本物の刀ならば、政宗殿の首をかっきっておりまする。」
「あんまり生意気なこと言ってると、夜、酷い目にあわせるぞ。」
 とんと意地が悪い笑顔を浮かべ、転がった木刀を取り上げつつ政宗は幸村に言う。
「昼間から何を破廉恥なっ。」
「夜のあんたの方が、破廉恥そのものだぜ。自分から足開いて、もっともっとって・・・。」
「わー、わー、わーっ。」
 誰が見ても分かりやすく体全体で真っ赤になった幸村は自分の両耳を両手で塞ぐと、大きな声で塗りつぶすように、政宗の声をさえぎる。
「おいおい・・・子供の喧嘩か?」
 一部始終を見ていた小十郎は、ぼそりと呆れ交じりに言葉を落とす。
「・・・ホント、幸せそうなこと。」
 日差しのせいだけではないであろう、佐助は眩しげに目を細める。
「本当だな。」
 それに同意をした小十郎は、笑顔交じりに、ふうとため息をついた。
「あっ佐助―っ。」
 佐助の姿を遠くで畑仕事をしていた小十郎の横に見つけ、無邪気に笑った幸村は子供みたいに駆け寄っていく。政宗は愛しげにその背中を見つめて、そして、雲ひとつ無い五月晴れの空を見上げる。 
「平和だなあ・・。」
 幸村が傍で笑う、それだけでこんなに心が満たされて。
このままずっと、こんな平穏な幸せが続けば良い。
 政宗はそう願うのみで。
 

 あれから、完全に呪いは解けて、晴れて幸村は元の普通の青年に戻った。
 

・・・と思っていたのだが、満月の夜にだけ、女の幸村に会えるらしい。
 それは、政宗と幸村だけの、秘密だった。


*終わり*


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