希望なんて無かった(ポーキー) ※突発的に書きたくなったP様のSSS。MOTHER3のネタバレになるので、注意。 ボクは偉大な指導者ポーキー・ミンチ。 時の旅人なんだぜ、カッコいいだろう。 (自分の居た場所に帰れない) とてつもない権力を持って、この島をまるごと乗っ取ってやった。 (帰りたいのに、) 島の動物をみーんな格好良く改造してやったり、村の奴らを『シアワセのハコ』で、他の奴らは温泉で『よい人』にしたり、ブタマスク軍を作ったり。 (誰もボクを見てくれない) すっごく偉いんだぜ。みんな『キングP様』って呼んでボクを崇めてるんだ。 (‥に、会いたい) みんながみーんなボクを大好きになる世界。ボクの思い通りになる世界を、ようやく見付けた。 (それなのに淋しいのはなんでだろう) オネットに居た頃よりも楽しいぜ! (何百年、何万年生きてきたんだろう) この島には『やみのドラゴン』が眠ってて、目覚めさせるととんでもない力が手に入るんだってさ。 (ボクは死ねない身体になっちゃったんだ) あは、あははははは。…ゼイゼイ。そのドラゴンが目覚めたら最高だね。この世界に生きている奴ら全員居なくなっちゃうんだぜ?ゾクゾクするね。 (一人ぼっちは嫌だ) ポーキー・ミンチ様は世界をまるごと一つ滅ぼせる力を持ってるってことになる! (誰かボクを見て) どうだネス!お前なんかよりずっと偉くて強くてカッコいいだろ…!お前はこんな力持ってないもんな! (誰かボクを止めて) だけどそんなボクに歯向かう奴らが居る。…まあ良いさ、多少は障害がなきゃゲームはつまらないもんな。それにもう何をしたって無駄さ。 (愛して欲しかっただけなのに) さあ、此処に来てみろよリュカ! 皆をこの街に集めたあと、全てを終わらせてやる! (誰か、助けて) ----- ブログの小話ログです。 MOTHER3であんなことをしでかしたP様。ポーキー自身も虚しく思ってるんじゃないかな、と思いました。 個人的にキてるのが、P様のプレイルーム(マシュマロちゃんが居た部屋)にあった自転車の説明。『素直になれば』乗りやすいって…ポーキー……。 [前へ][次へ] |