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「今日はハイジの事を気にかけてもらって感謝してる」

俺が鶏にそう言うと鶏はむせこんだ。

「…まさか礼を言われるとは思わなかったぜ。俺は礼を言われるような事は何もしてねぇんだぜ?面倒で放置してた位だ」

それが当然だと言わんばかりの横柄な態度で鶏は俺の顔を見る。

鶏の言い分はもっともな事であり、頼まれたからと言ってハイジを守る義務はコイツには無い。


それに初めから俺はハイジを守って貰う事など期待していない。


「少なくともお前はハイジを力ずくでどうこうするつもりはねぇみたいだしそれだけで十分だ。

それにハイジの嫌がる態度をとらなかったみたいだしな」


「そりゃまぁ、俺は感度がよくて顔が綺麗なら体に傷がついてようが問題ねぇし」


…それはそれで最低だな。
ハイジにとってはいい事なんだろうが。

「俺は愛のある強姦ならありだと思うがそれ以外の強姦はどうもな…、後が面倒だろどう考えても。

まぁそれ以前に俺クラスになると力ずくでどうこう出来る相手と出来ねぇ相手位わかんだよ」

鶏は上目線でそう言うとニヤニヤと下品な笑みを浮かべた顔で俺の顔を覗き込んで来た。

「お前は意外とどうこう出来そうだよな。

ハイジよりお前の方がウブそうだし」


「…俺のイメージを勝手に想像するのは勝手だが口に出すな、殺意が芽生える」

鶏の発言にどん引きしながら冷ややかにそう返すと着替え終わったハイジが俺の方に駆け寄って来た。



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あきゅろす。
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