短編 うみねこ
●study (佐久間
テスト…それは魔の時間。
ついにやって来てしまった…テストが。
は?テスト?そう思う人もいるかもしれないけれど私にとっては大問題だ。
『なにこれ…わけわかんない』
問題集を開いたは良いものの、呪文にしかみえない。
う…
こうなったらしかたない。奥の手を使うか。
「で、俺か…」
『すみませんすみませんっ。貴方の数少ない休日を潰してしまって…』
私の目の前にはサッカー部のマネージャーをしていて知り合った佐久間君がいる。
帝国学園は頭のいい学校だからという理由の人選チョイス←
アドレス知ってて良かったよ。
丁度帝国はテストが終わっていたらしく佐久間は簡単にOKしてくれた。
「何処がわかんないんだ?」
『えっと…全部…です』
「は?…全部?」
呆れ顔の佐久間君。
視線が痛いです。
『数学はもう全然なんです…』
「…問題見せてみろよ」
『あ、うん』
私は持ってきたワークを机の上に広げた。
そうしたら、佐久間君は丁寧に一問ずつ解説をしてくれて、私は生まれてはじめて数学を理解できた気がした。
これならテストを乗りきれる。
1日かけて数学のドリルを制覇した。
『えと…今日はありがとう。今度なんかお礼するね』
「…なんかあったらメールくれれば教えてやるから」
『え…』
「俺でよければ教えてやるよ、勉強」
ドクンッ
そのとき、私の頭のなかから数学が一気にふっとんだ。
不覚にもときめいた。
(君と同じ時間を共有出来るのなら)(佐久間君の教えかた分かりやすい)
あとがき
あー佐久間に勉強教わりたいよ
っていう考えからきた夢でしたぁ
補足すると、雷門中の主人公
鬼道さんに頼まなかったのは向こうもテスト勉強で忙しいだろうと思ったから。
私立(であろう)帝国はテストの日取りが違うだろうという希望をもって佐久間にメール。
佐久間は嬉しかったんですなんだかんだいって。
さて、息抜き終了だ!
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