短編 うみねこ
●why? (アフロディ
うむ、なんでこいつがここにいるんだ?
ここは私の部屋。
女の子らしいといえば女の子らしい…でも少し素っ気ないようなそんな部屋。
私はいつものように学校に行くため起きた訳だが、何故目の前にキラキラと輝く目を…いや全身からキラキラのオーラをかもしだしたアフロディがいらっしゃる。
アフロディ「おはよう名前ちゃん」
『おはようじゃねーよ!なんで私の部屋にいるんだよ今すぐ帰れ』
アフロディ「わぁ、いきつぎなしで良く言えたね」
『帰れ』
アフロディ「酷いなぁ、僕がじきじきにモーニングコールしにきてあげたっていうのに」
別に頼んでない。
朝から目が眩んでしかたないじゃないかまったく。
はぁ…とため息をひとつつく。
すると、幸せ逃げるよ?
と言われた。
『んで、そろそろ出てってくれないかな?アフロディ』
アフロディ「え?どうしてだい?」
『着替えるんだよ!』
アフロディ「いいじゃないか減るもんじゃないんだし」
『減ります、私の精神が』
アフロディ「仕方ないな」
やれやれといった感じでようやくアフロディは部屋から出ていってくれた。こっちがやれやれだまったく。
パジャマを脱ぎ制服に着替える。
世宇子中独特の制服。
私は結構気に入ってたりする。
アフロディ「名前ちゃんやっぱり似合うねその制服」
『…貴様いつからいた?』
アフロディ「女の子が貴様とかいっちゃだめだよ?」
『煩い黙れ自称神』
アフロディ「自称神だなんて酷いなぁ」
あぁ、もう最悪だ。
絶対に着替え見られた。
『お嫁にいけない…』
思ったことが口に出たらしい。
アフロディにクスッと笑われた。
アフロディ「大丈夫、僕がもらってあげるから」
『はぃ?』
(ま、他のやつに渡すつもりはまったくないんだけどね)(不覚にもドキッとしてしまった)
おまけ
アフロディ「ねぇ、アフロディじゃなくて照美ってよんで?」
『はぃ?…えと…て、照美…君//?』
アフロディ「呼び捨てが良かったんだけど…ま、最初にしては上出来だよ名前」
ちゅっ♪
『Σ!?』
ほっぺにあたたかい感触。
あとがき
アフロディと主人公のかけあいが楽しかった(笑)
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