短編小説 挨拶に見る人物関係 ・愛し児の場合 「おかえりはやて」 「ただいまアンちゃん!」 抱擁して頬へのキスに笑顔で翔の頬へキスを返すはやて。 この挨拶は、2日以上開けて顔を合わせた場合行われる。当然、なのはの場合も同様に、抱擁の後頬へキスである。 ちなみに、例として出したこの時のはやては検査入院帰りだった。 ・高町家(なのは除く)の場合 「お久しぶりです」 声をかけて頭を下げて終わる。 理由は、「男に抱きつかれても嬉しくない」「同じく」(←士郎・恭也)「士郎さんが怖いですから」「うん。俺以外の男となんて許さん」(←桃子を抱擁しない理由と士郎の言い分)「ちょーっと恥ずかしいかな。なのはとはやてちゃんに睨まれるのも嫌だし」(←美由紀が断った理由) である。 まあ、美由紀は極たまに抱きつく事はあるが。 ・月村すずか、アリサ・バニングスの場合 「やあ、元気そうだね」 一声はかけますし微笑は浮かべますが、キスも抱擁も当然無し。 ・ク○ノ・ハ○オウンの場合 (分かりやすく相手視点でお送りします) 「(ん?あいつは… 知り合いではあるし挨拶するべきか?………しまった目があっ・・気づかなかったのか?)」 答え:視界から締め出し、その存在ごとスルー ・○ンディ・○ラオウンの場合 「えーと、これは無いんじゃないかしら?」 引き攣った○ンディ・○ラオウンの目の前に拳。 ク○ノ・ハ○オウン同様存在ごとスルー。 が、○ンディ・○ラオウンが強引に抱擁なりしようとした場合、立ち止まる目測を誤ると(顔面を)蹴り飛ばされます。もしくは、足をかけつつ(というかローキックで刈り取り倒れたのを)避けて踏み越えて行きます。 これが○イミィ・リミエッタ等、○ンディ・○ラオウン以外の女性の場合、避けつつ足をかけられます。 ・ヴェ○ッサ・アコ○スの場合 「ふんふん、つまり、抱擁出来れば受け入れられたと考えて良い訳だね?」(←発言者:ヴェ○ッサ・アコ○ス) 「まあ、そうだけど、やるの?」(←情報源:○イミィ・リミエッタが有力?) 「もちろん」 ドカッ ドコ ぐしゃ? 射程距離に入った途端顎を蹴り上げられ、開いた腹部に回し蹴り(ご丁寧に回転して2連撃)を喰らい吹っ飛ばされる。意識は無くなっており、そのまま放置される。 「(特定外の)野郎に抱きつかれるのを甘受する趣味は欠片も無い」(←翔君の一言) そして ・?の場合 「あ、あの、父上」 「どうしたんだい?」 「いえあの、嬉しい事は嬉しいのですが、その」 抱擁後のキスに、複雑な顔をして切り出すその相手。 「なんだい?」 「わたしも、その、男なのですから、そういった意味ではないと理解していてもその、」 本当に困ったように眉を八の字にして、どう言ったら良いのかと困っている。 「そうだね。成人男性に頬とはいえキスは駄目だね。今度から抱擁だけにするよ」 「お願いします」 「君は、なかなか甘えてくれなかったから、甘やかせたいと思ってしまっていてね、すまなかったね。ジェイル」 「父上の気持ちも抱き締められるのも、嫌いじゃ、いえ、嬉しいので。ですがその、流石に」 「分かってる。キスはもうしないよ」 頭を撫でられ、嬉しそうに目を細める男は、名をジェイル・スカリエッティといった。 [前へ][次へ] [戻る] |