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始まりの朝
うーん、伸びをして目覚まし時計をつかんだ。
よし、いい時間。
設定していたアラームを解除し、着替えると、コーヒーだけの簡単な朝食を済ませた。
しばらく家を空けるから、戸締りの確認をするために部屋を一つずつ巡る。
問題なし!
履きなれたスニーカーは誕生日にもらったナイキの限定モデル。
これをくれた親友はとにかくおしゃれだ。
昨日に最終確認をしたスポーツバックを肩にかけた。
洋服なんかはもう送っているから、そんなに重くない。
玄関の扉に手をかけ、振り返る。
「お父さん、お母さん、いってきます」
俺は満足して、扉を開けた。
さぁ、楽しんで生きます。
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