[携帯モード] [URL送信]

main
始まりの朝
うーん、伸びをして目覚まし時計をつかんだ。
よし、いい時間。

設定していたアラームを解除し、着替えると、コーヒーだけの簡単な朝食を済ませた。
しばらく家を空けるから、戸締りの確認をするために部屋を一つずつ巡る。

問題なし!

履きなれたスニーカーは誕生日にもらったナイキの限定モデル。
これをくれた親友はとにかくおしゃれだ。

昨日に最終確認をしたスポーツバックを肩にかけた。
洋服なんかはもう送っているから、そんなに重くない。


玄関の扉に手をかけ、振り返る。


「お父さん、お母さん、いってきます」


俺は満足して、扉を開けた。

さぁ、楽しんで生きます。

[*前へ][次へ#]

2/23ページ


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!