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藤澤学園
8
俺がしずるを好き?しずると距離を取りたい?
別にそんな事……
「そんな事…ない」
強く言い切ったつもりの声も、緊張のせいか少し掠れていた。
「……嘘、嘘だよ」
「え?」
「何でもない。明日また学校でね、智哉!」
またいきなりオーラが普通になったしずるに少し驚きつつも、ああと返す。
どこが好きなのか、俺はしずると距離を取りたいのかを考えるが、答えなんてなく、無限のループだ。
しばらくそこで考えていたものの、やはり答えは出ず、部屋に帰る事にした。
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