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藤澤学園
6
智哉Side

隼人の素顔に驚いてはいたものの、何故かいきなり俺を連れ出したしずる。

そのくせ、部屋を出てからは何も話さない。

「何なんだよ?」

「……智哉ってさ、隼人のことを好きなの?」

急に真剣な顔付きで聞いてきたので、少し戸惑う。

「あ、ああ」

「友達として?それとも……恋愛感情?」

いきなりオーラが変わったしずるに又しても戸惑いながら口を開く。

しかもドキドキしながら聞いてくる感じではなく、全て淡々と話すのだ。

それが逆に怖かった。

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あきゅろす。
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