藤澤学園
5
「それで、さっきは何でああなったの?」
そういう鈴さんの問い掛けに俺はああなったいきさつを大まかに話した。
「海藤は頭が切れるから、気をつけてないとね。ところでお友達は大丈夫?」
お友達は大丈夫?という意味が分からずに首を傾げると、心配してるんじゃないの?と付け足された。
そう言われてから、智哉達を待たせていた事を思い出してパッと携帯を出す。
着信48件新着メール90件
この有り得ない数字に驚きながらも、着信を確認してみると智哉としずると何故か前の学校の奴の名前がズラリと並んでいた。
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