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異世界の姫君
地下なのに





ついさっき雲雀さんとのバトルが終り、
今は夕食中だ

って言ってももう食べ終わったところだが……
てか、今は夕方なのだろうか?
地下なので体内時計が狂ってる気がする;

「ごちそうさまでした!
美味しかったです、草壁さん!」

「ありがとうごさいます、唯さん」

草壁さんが作ったらしいので
食べ終わった食器を取りに来た草壁さんに凄く美味しかったと報告

草壁さん男の人なのに料理できて凄いですよね!

お礼も言ったら草壁さんは、何処か照れくさそうに
食べ終えた食器を持って部屋を出ていった

雲雀さんと一緒に夕食を食べていたので、
雲雀さんはまだこの部屋にいる

夕食を食べて終え、今はどことなく優雅に
お酒を飲みながら本を読んでる

着物姿でお酒を飲みながら本を読んでる姿って
凄く日本の和って感じがする

ずーと雲雀さんを見ていたら、
流石に私の視線に気付いたらしく本から目を離し私の方に目を向けた

「何?」

「あ、そ、そうやぁ、
もう時間も時間ですし、
その……お風呂に行きたいなと…思いまして…」

私はずっと雲雀さんを見ていたのに気づき、
慌ててお風呂に行きたいなと言った

慌てて出した答えのわり
結構いい答えが出たなとかこっそり
自分の脳内で自分を褒めた

……あれ?そうやぁ、
この基地大体見て回ったけど女湯ってあったっけ?

「ああ…もう、そんな時間か…
でも唯、女湯なんて此方側の基地にはないんだよ
男湯ならあるけど」

えーー!!!
どうりで見た記憶がないと思ったよ…;

「じゃぁ、私お風呂入れないんですか?」

「…向こうの方にはあるようだけど……
(行ったら沢田綱吉達に唯の存在がばれるしな…)

まぁ、仕方ないから此方の男湯の方に入ればいい
草壁には色々準備してもらっとくから
唯一人でゆっくり入っておいで」

「は、はあ…;」

バトルで体動かして
滅茶苦茶汗かいて汗臭いからお風呂入れないと
困るなと思っていたから
入れることになって良かったけど

よりによって男湯ですか……

まぁ、他に誰か一緒に入るんじゃないようだから
ま、いっか!

そのあとは雲雀さんが草壁さんを呼んで
お風呂の準備をしてくれて

私はお風呂に向かうことになった

この時代に来て初めてのお風呂って
水浴びだったから
暖かいお湯って久しぶりだな…

ここの基地に来たときだってずっと寝てたしね…;

「唯さんここです
では、私はこれで、ゆっくりしてきて下さい」

「はい…ありがとうございます、草壁さん」

草壁さんは私に一礼すると
そのまま去っていった

私は扉を開け脱衣場に入った

結構広いんだな……

全部服を脱いで体にタオルを巻いて
よし!いざ、お風呂場へ!

ガララララ

ぅわあ、何ここ地下のお風呂とは思えない
凄すぎでしょ!?

脱衣場も広かったけど、それとは比べられないほど お風呂場の方が広い

色んな種類の湯船もあるし、
露天風呂迄ある
本当にここは地下なのでしょうか!?

空がある
あ、でもよく見るとホログラムだ

でもやっぱ凄いな……

あ、見とれてる場合じゃなかった
早く体洗って湯船に入ろ!

うわシャンプーとかも高そう
他にないからこれ使っていいんだよね……

ザーーー−……



よし、終りっと!
体も髪も顔もちゃんと洗ったし
さー湯船に浸かるぞ……!

ポチャァ……

はー気持ちー!
疲れが癒されるよー……

ヤバいな……
気持ちよすぎてこのまま眠っちゃいそう………









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