[携帯モード] [URL送信]

異世界の姫君
向こう側







あのあと雲雀さんとリボーンさんは
話し合い?みたいなのを終え、私がいる部屋に戻ってきた

そして、リボーンさんは私に着物が似合ってるなって言ってもうひとつあるらしい基地に戻っていった

雲雀さんにはここが地下の基地であることを聞いた
後、必要以上この部屋を出たら駄目ってことも言われた

何故か聞いたら、何故か抱き締められ
はぐらかされた

近くに美形の顔があって心臓に悪く
やめてほしかった

それから数日たった
最近は雲雀さんは何処かに行っていて
あまり、部屋にいることが少なくなった

私はというと毎日草壁さんが持ってくる
模様、色が違う着物を着て部屋で待機
暇すぎて仕方ない
流石に見飽きた部屋を何回か出て探検した
それぐらいはいいと許可を雲雀さんにとっておいたのでいろんなところを見た

でも、ごっつい機械の扉の先に行くのは駄目だと言われこの先にまだ一度も行ったことがない
どんなところなのか
リボーンさんはこの扉の向こうにいるらしい

リボーンさん以外に誰がいるのか気になる
綱吉さん達も居るのかな?
……会いたいな…
あ、でも綱吉さん達は私が元の世界に帰ったんだと思っているんだよね
会ったらとっても驚くんだよね……;

なんで向こうには行っちゃいけないんだろ…
外にも出てはいけないと言われた
まぁ、確かに白い服の人に襲われたけど…
……何が起きているんだろ…綱吉さん達の未来って…

私はこの世界に来てから10年後までには
帰れているのだろうか……
もしかして、まだこの世界に居たりして
……嫌、此方にこれたんだから
変える方法もちゃんとあるはずだよね

私は帰らないといけないから……!

…ん?…そうやあ、もう足とか腕痛くないな…
あ、もう傷治ってる!
…やった!これで鍛練できる!

あ、彼処に丁度よく雲雀さんが!
10年後の雲雀さん成長してるはずだから
手加減ぐらいしてくれるよね

「雲雀さん!」

タッ
唯は雲雀の元へと駆け寄る
雲雀は唯に呼ばれたのに気づき、足を止め
唯が向かってくるのを待った

「唯どうかしたのかい」

「あの、お願いがあって……
その鍛練の相手してくれませんか?」

「…今急いでるんだ
悪いが唯後で相手してあげるよ」

「あ、そうなんですか、分かりました」

雲雀は唯を見たあとまた足を動かし歩いて行ってしまった

唯は雲雀は歩いて行く先を見れてた
雲雀はもうひとつの基地に続く扉を通り中に入っていった

扉の向こう側で何か会ったのかな…
気になるけどやっぱ行っちゃ駄目だよね
はぁ……部屋に戻って雲雀さんが戻るまで精神統一しながら待ってよ…

唯は扉から目を離し
唯が使わせてもらっている部屋に向かった

一方の雲雀はボンゴレ側の医務室に向かい
骸により作られていた幻覚の内臓で生きていたクロームだが骸の消息が不明になり内臓が無くなり危険なクロームに雲雀は霧のボンゴレリングで自分で幻覚の内臓を作り出すことを促した

そうしてクロームは生命を何とか維持することに成功した



そんなことを知らない唯は部屋に戻り、
精神統一のため着物を着たまま器用に
座禅をしていた




着物のままで座禅をしていたので
数分後戻ってきた雲雀に怒られると
唯はまだ気づかず




[*前へ][次へ#]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!