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異世界の姫君
森のなか









カサ……

「ぅ……」
むくり…

あれ…なんで私ここで寝てるんだっけ……

目が覚めたら周りは草や花、木々が生い茂る
まるでここは森の中のようだ

どういう事だ……!?

私は綱吉さんとリボーンさんとで居なくなった幸を
探しに行こうとして病院服だったから
リボーンさんが持ってきてくれた
服に着替えて着替えが終わったと綱吉さんとリボーンさんに言おうとしたら、

窓の外からなんか変なのが飛んできて……

…………爆発して…

森の中にいる…………


……????……
なんで森の中にいるんだ ?
第一ここどこ??

爆発で病室から近くの山まで飛んできたとか?
いや、んな漫画みたいな事はあり得ないか……;
そんなんだったら私今頃服焦げてて
骨折ぐらいしちゃってるだろうし……

……服少し寝てた状態だったから、土はついちゃってるけど、焦げてないしどこも骨折や擦り傷なんてのもないし……

私ここまでどうやってきたんだろ?

まぁ、考えていても分からないし
とにかく近くを散策してみますかね……

このままここら辺で野宿になっても困らないよう
食材も探さなきゃだし…

その考えにまとまった唯はスクッとその場に立ち上がり周りを見渡しなんとか歩けそうな道の方に向かった

ガサガサ……

なんとか道があるような感じの方に来たけど
木とか痛い

はっ!てかなんで私裸足になってんの……?

病室に居たままだったから靴は、はいていなかったけど、靴下ははいたはずだったのに……;
ここに来たとき脱げちゃったのかな……

バキッッ
いった!また、木の枝踏んじゃった

もう、これなら木の上飛んで行こうかな……楽だし……

よし!

タッ
唯は木の枝の上にをジャンプして乗った
そのまま、次の木にジャンプして行った

そしたら段々森が開けてきて……

「わあっっ!」

バシャアァァアン!!!

木が途中でなくなったと思ったら
唯は湖に落ちた

「ぷはっ!……はぁ、はぁ、
い、いきなり湖でびっくりした…はぁ……
あ!でも魚沢山泳いでいたな…
魚採って食べるか……!」

唯は浮上していた体をまた、水の中に潜り
魚を捕まえようと魚を探す

すると目の前を魚が泳いできた
少し大きめな魚

唯はすぐにその魚の後ろを静かにつけ、
尾びれと尻尾を捕まえすぐに浮上する

そして地面の方に魚を投げた

そうすれば、湖に浮いた状態で暴れられて
逃げられる心配がないと思ったのだ

唯も地べたがあるところまで行き、腰を降ろす

「よかった…取れて…
今日の晩ごはんはこれだな……
一匹捕まえるのにこんなに苦労するんだな……
疲れた……あ、魚焼かないと……
えーと落ちてる木の枝集めないと…!」

魚がまだ元気よくビチビチしてるなか唯は急いで
落ちてる木の枝を集め
イノセンス四季桜の夏桜で木に炎を灯した

その上に木で魚を串刺しにしたのを焼く
炎の横では着ていた服が湖の中に落ちたことで濡れたので脱いで木にかけ乾かしている

と言うことで今唯は下着姿なのである

「……クシュッ…
…寒い……早く服乾かないかな……
あ、いい具合に焼けた……
あちち……頂きます!」

ふーふー

ぱく…
んー美味しー!ちょーど良い焼き加減だ!!!
…ぱく…ぱく…

「美味しかった!ご馳走さまでした!
さーて服も乾いたかな…
お、乾いてるやった!」

乾いた服を木からとり、着る

あーあたっかい!
服も乾いたしお腹も満たされたし
これからまた行動するか……
それともここで今日は待機か……

日がもう沈んでるし
ここで野宿かな……

なんか……眠くなってきたな……
寝よう

明日、また行動してこの森から抜けよう
ここが何処なのかも把握しなきゃだし

皆何処…い……る…の……スー


そうして、唯は知らない場所で
眠りに落ちていった……





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