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異世界の姫君
幸せは続かない





神田とは本当に最初この黒の教団にアレンと来たとき殺されかけて、出会いが出会いなだけにアレンとはなんか色々気が合わなかったみたいだった

教団内でばったり会っても喧嘩ばかりで、
それが毎日続くので止めるのが毎度大変だった

アレンに対しての態度と一変して、神田は私には優しかった
神田の武器は刀で私は初めてそれを見たときあまりにもかっこよかったんで、人間嫌いの幸にすごくお願いしてインドで失踪したクロス元帥を見つけて刀にしてもらってと頼んだ

この頃まだ
わたしのイノセンスは幸と刀の形状じゃない元の
石箱の状態ものがあった
その石箱を武器化していなかったのは、
クロス元帥は武器化してくれると言ったけど
しっくりくる形がなかったので、頼めなかったのだ

そんなこんなで、神田の見て
妙にあれが良いと思ったのは多分私も神田と同じ日本人だからなのかなとこの時少しだけ思った

数日して幸は戻り、持っていってもらった石箱は
見事かっこよくしなやかな、日本刀に変わっていた
手に持ってみるとかなりしっくりきたので
急いで神田に見に行った

お礼と自慢をしに

自慢したら無言で頭を叩かれた
軽くだったらしくそれほど痛くはなかった
でも、神田が少しだけ羨ましいのかなと思った

そんなところに、タイミングよくアレンが来て
また喧嘩
しかも、私が神田の所に居ることについて
まるでアレンはお兄ちゃんを通り越して、お父さんのようだった

コムイ室長はリナリー同様私を妹のように可愛がってくれた
刀を見せたときは、かっなり驚いていて面白かった
クロス元帥が武器化したとは言えないので、内緒と誤魔化したら、可愛いと抱きつかれた
あの時はリナリーが助けに来てくれるまで抱きつかれ大変だった

科学班の皆はとっても優しく、
仕事中でも沢山の面白い事を話してくれたり
お菓子をくれたりしてくれた

一番仲がよかったのは、やっぱり
ジョニーとタップだった
ジョニーには可愛いフード付の服作って貰ったりでタップは怖い話をするけど、変顔してくれて面白かったから怖い話は全然怖さを感じなくてすんだ

リーバー班長も徹夜明けでも、
私が来たら温かいココアと美味しいお菓子を出してくれるとっても、良い人
たまに、そんな優しいリーバー班長にお土産として健康グッズ的なものを任務帰りに買ってくる

他の皆には栄養ドリンクがおもだ

リーバー班長だけズルいとかよくタップとジョニーとコムイ室長が言うけど
私は一番疲れていると思って買ってきているのだ
その一番ってのは大体コムイ室長のせい
コムイ室長が仕事をしないから、リーバー班長が大変なんだもん


そんな、楽しくて幸せな教団生活は

そう長くは続かなかったーーー………




ある日の任務で教団に帰って来て
帰りの列車内で書いといた今回の任務の報告書をコムイ室長に届けようと

室長室に向かっていたら、
いきなり後ろから両腕を掴まれた

驚き振り替えると、変な布で顔を隠している人達がおり、そのまま私は何処かに連れていかれそうになった

AKUMAではないと分かるが何故か
この人達からはとても嫌な感じがし
すぐにでも離れようとしたが、思ったよりも強い力で腕を掴まれており、身動きが出来なかった
私が嫌がっているのに気づいた服の中で寝ていた幸が起きてきて直ぐに一人に噛みついたてイノセンスを発動させ大きくなろうとしていたが
変な布を被っている人がなんかの紙を出し、幸を拘束していた
キャンキャン鳴いて拘束の紙をとろうとする幸は大きくなれず、イノセンスも使えない状態のようだった
あげくに術がかかれた紙に幸が触れたら
バチィィイっと音がして、すぐに幸はた倒れ込んだ

「いやぁぁあ…!!幸!!幸!!
嫌だっ!離して、誰か!アレンッ!!」

助けを求める為に大声で叫ぶ
そうしても誰も来ず、どんどん何処かに連れていかれる

幸を手当てしたいのに…!!
………怖い、この人達はいったいなんなの!?

そんな時アレンと神田が任務から帰って来たらしく
神田と何か言い合いながら報告書を持ちこちらに歩いてくる

「アレン、神田助けてッ!!
向こうで幸もやられちゃったの!!
手当てしてお願い!!」

二人は私の叫び声に気づきこちらを見る

「!!唯どうゆうことですか?!」

「鴉!?なぜここに!?唯をどうする!!!」

ストッ
首に手刀を落とされ私はそのまま気を失った
最後にアレンに手を伸ばしながら……



どんっ
現在、アレンと神田はさっき鴉と言う人たちに唯を拐われ逃げられ幸も深傷を負い今は手当てして医務室で眠っている
これはどうゆうことか、室長室に説明を求めに来ていた

「唯は何処に連れていかれたんですか!!!!
コムイさん!!!」

「なんで、鴉が唯を拐った!!!!」

その二人の言葉に最初二人が部屋に入ってきたときは、また何のことで怒ってるのかと思っていたら
鴉!!とコムイは驚いた顔をした

「どうゆうことだ、アレンくん、神田くん!!!!」



そこで、コムイがこの件について知らないことに
二人は気付いた

「鴉は中央庁のおかかえだ
と言うことは中央庁絡みだな、コムイ」

「中央庁!?なんで、中央庁の人が唯を…
………もしかしてイノセンスの適合した数が関係してるんですか…」

「その可能性が高いかもしれない、アレンくん
僕は急いで中央庁に行ってくる
急がないと唯ちゃんはとんでもないことになるかもしれない…!!!」

「僕も行きます!!!コムイさん!!!」

「俺も連れていけ、コムイ!」

「君達は残っていてもらうよ
リナリーやラビ、みんなの事を頼むよ!」

「嫌ですよ、コムイさん
唯は僕とずっと一緒にいた子ですよ!!!
心配で、しかたがないですよ!!!」

「駄目だ!君達がここを離れると
それでも少ないエクソシストが減ってしまう
リナリー達に負担がさらに増えてしまう
だから、残ってくれ…
唯ちゃんは僕が連れて帰るから
待っていてくれ!!!!」

コムイの真剣な顔に
二人は仕方なく承諾した

その承諾を聞いてコムイは急いで船着き場まで向かった




中央庁に連れていかれた唯を助けに行くために

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