異世界の姫君
大空戦開始
「XANXUS!!!
なんで………
なんで唯ちゃんが此所にいる!!」
場所は並盛中学校………
現在リングをかけた最後のバトルを
沢田綱吉とXANXUSが行おうとしていた
守護者の人は皆それぞれ
自分が戦ったフィールドに行った
リボーンやバジルは観戦するため
そのための場所に行った
綱吉を超死ぬ気モードにしてから…
…………そして
綱吉は戦おうと構えて
チェルベッロの人がバトル開始を言うのを待っていると、XANXUSは部下のベルが連れてきた
人物を受けとり抱えた
ベルはその人物を渡した後
自分の戦ったフィールドに向かった
綱吉は驚いた
なんと、ベルが抱えて連れてきて
XANXUSに渡し、今現在これから戦う敵に抱えている子こそ
ディーノの部下達が必死に探している
唯だったのだ
「……こいつも、この戦いに参加させる」
「なっ！？何を言ってるんだ、XANXUS!!
唯ちゃんは守護者じゃない
リングも持っていない唯ちゃんは参加出来ない筈だ!!
唯ちゃんを返せ!!」
「…チェルベッロ
唯も参加させる
唯にリストバンドをつけろ」
「…しかし、リストバンドからは毒が
刺され解毒剤はリングにより出来ることです
その方のリングはないので
リストバンドはつけられません」
チェルベッロはXANXUSの申し出を
表情が変わらぬまま返した
「それなら全リング対応の
リストバンドをつけろ
全リング対応なら、カスどもでも
唯の解毒が出来るだろ」
「しかし…「早くやれ(ズガァン)」
…分かりました」
「なっ…なにを言ってるXANXUS!!!!
唯ちゃんは……まだ体調が悪く
眠ったままなんだぞ ！！
ランボ同様
唯ちゃんまでこの戦いに参加させる気か!!
………っ！そうは、させない!!」
綱吉が拳に炎を灯し
XANXUSの元に行こうと炎を強くしたら
間にチェルベッロが入ってきた
「沢田綱吉
唯の参戦は決定しました
我々の邪魔をするのであれば、
即効に沢田綱吉側を失格とします」
「なっ！！…XANXUS汚いぞ!!
……………ックソ!!」
チェルベッロの言葉に動くことが出来なくなった綱吉は拳の炎を弱め、仕方なくバトル開始の合図を
待つことにした
XANXUSを睨みながら
一方
校舎裏の一面での
観覧モニターで唯がいることを知った
リボーン達がいた
「…ッチ!!XANXUSのやつ、まさか
唯までこのバトルに参加させるとは…!!」
リボーンは少し怒った表情をしながら
観覧モニターの中で
XANXUSに抱き抱えられ
チェルベッロにリストバンドを
腕につけられている唯を見ていた
「あの子をこの戦いに連れてくるとは
XANXUSのやつ何を考えてるんだ…!!!」
シャマルも唯を連れてきた
XANXUSを睨みながら言った
最初に唯を診察してから
あまり会う機会が無かったが
それでもシャマルは
一様医者なので唯の体調が心配でならない
「あの方は拙者の傷を治してくれた人
なんであのようなか弱い女性を
このような場所に…!!」
バジルは唯に傷を治してもらったのを聞いたが
唯とは直接的に話した事はない
ランボの時もバジルは居たが
綱吉の父、親方様と途中で抜け出したから
話をすることはなかった
それでも、唯はまだバジルより
小さい女の子なので心配しない訳がない
そんな心配する面々の中でただ一人
分からない人がいた
「おい、リボーン
あの子は誰なんだコラ!!」
その人物は
リボーン同様アルコバレーノのコロネロだった
コロネロは唯との接点はないので
知らないのも当然だった
「名前は琥月唯
今、ツナ家で居候してる
最近はディーノの所の病院に
寝泊まりしてるんだ…… 」
「唯か……
唯は病院で寝泊まりしてるってことは
病気なのかコラ」
「病人とは言ってるが
病気ではねーんだ
詳しくは唯との約束で言えねーが
あいつは寝ていないと
あいつ自身が大変な事になるんだ
唯が今あんなに怒気を飛ばしてる
XANXUSの近くに居ても起きねーのは
寝る前に睡眠薬を飲んでるから
だから、起きねーんだ」
「なるほどな…まあ、
簡単に言うとお前らの大切な仲間かコラ」
「まーそういうことだな」
コロネロはリボーンに向けていた視線を再度
観覧モニターの方に向けた
「それではXANXUS様
唯を此処とは別のフィールドに連れていきます」
２人居たチェルベッロの女の一人が
XANXUSから唯を受け取り、抱え
何処かに連れていった
「………ｯ唯ちゃん
必ず、助ける!!!」
綱吉はチェルベッロに連れていかれる
唯を見ながら悔しそうに言った
XANXUSは楽しそうに
チェルベッロを見送った
そして、
もう一人のチェルベッロの女の人が
「それでは
大空のリング
XANXUSvs沢田綱吉
勝負開始!!」
大空戦の
バトル開始を言った
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